うんたま森のキジムナー

割りばし

ずいぶん前のこと、行きつけの食堂にソバを
食べにいくと、何があったのか食堂のオバサンが
プンプン怒っていた。
わけを聞くと、ナイチャー(観光客)がやってきて
「割りばしが森林を破壊している。
そんなものを今だに使ってるなんて」
と一説ぶったそうだ。
たまにいる・・・自然保護教の人。

割りばしは、本来捨てられる端材と呼ばれる部分で
作られる。自然を破壊しているどころかエコである。

今日のランチでも話題になっていたが、
沖縄の食堂やソバ屋では沖縄独特の箸を使っている
ところが多い。
持つところはウルシで赤く下半分強は黄色い。

この黄色い部分はウコンで染めている。
沖縄方言で箸のことを「うめーし」というが本当は
この箸のことを「うめーし」という。
琉球の時代から使われていたわけでなく、約60年ほど前から
使われ始めたそうだ。

割りばしといえば国産なら杉などが原料となっているが、
「うめーし」は竹で作られている。
沖縄にはほとんど竹はないので、九州の鹿児島で
作られているので県産ではない。
誰かが九州に行ったときにお土産として持ち込んだのか、
どうして九州の鹿児島で作られる箸が沖縄で
使われるようになったのかはわからない。

ただ、鹿児島の「うめーし」を製造している工場は
6月いっぱいで廃業となる。
那覇の卸業者の在庫がなくなれば「うめーし」も終わる。


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コメント一覧

のぶ
沖縄土産のうめーしが家にあったので、外側の袋を見たら、竹塗箸と書いてありました。
竹とは初めて知りました。
ちなみに、鹿児島では無く、MEID IN CHINAと書いてあります。
きじむなー
箸の使い方は厳しく祖母に教えられました。
未だにうまく使えません。
ダイバー
割り箸の割り方には「コツ」が有ると聞いていますが、私は昔から不器用な為、片側が大きく割れてしまい持ちにくい😞 テーブルの箸立てに沢山あるときはそっと新しい箸を割ってみるが、また同じ様に割れたときは仕方が無いのでそのまま使い始める😓 そういう時に限って、箸の先の方が水分と高温の影響で曲がり始めて仕舞い、ニッチモサッチモ▪▪▪お新香も摘まめないまま、昼休みが過ぎて行きます☺
きじむなー
6月で生産が終わりました。
黄色い部分はウコンで赤い部分がウルシです。
なんだか寂しいですね。
まさきです
 この箸とは原材料が違うとは思いますが、吉野家は昔はこのような黄色&赤色の塗箸でした!!
 それよりも前に私が見たのは、建設現場の「飯場」でした。
 相当昔のことです。
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