庭のプルメリアが花を咲かせている。
開花時期は6月〜10月と図鑑に書かれているが沖縄では、
ほぼ一年を通して咲いている。
近づくとなんともいえないフローラルな香りがする。
17世紀の植物学者シャルル・プリュミエにちなんで
名付けられたそうだ。
wikiによるとプルメリアは「チャンパー」と呼ばれラオスと
ニカラグアの国花となっている。
ハワイには行ったことはないが、ハワイの空港に到着して飛行機の
タラップから降りていけばフラダンスの衣装を着た女性たちが
プルメリアの花で作くられたレイを首にかけてくれる。
そんなイメージがある。
花は女性の髪に飾られ、未婚者は頭の右、既婚者は左に飾るそうだ。
またハワイでは墓地によく植えられていて年配の人にプルメリアの花を
贈るのは失礼にあたるという。
そいえば沖縄では墓地にプルメリアの花が置かれてあるのを見たことがある。
葬式にもよく送られてくる。庭の椅子に座って、プルメリアの花を
眺めているだけで、なんだか南国気分になる。
玄関にはハイビスカス、庭にはバナナ、トックリキワタ、
ブーゲンビレア、そしてプルメリアが咲いている。
昔から「綺麗な花にはトゲがある」とか
「綺麗な花には毒がある」なんて言われるが
プルメリアの木には非常に強い毒性がある。
図鑑などでは取り扱いに注意と必ず書かれてある。
樹液に毒性があるそうだ。猫や犬も毒があることを知っているようで、
木に登ったり引っ掻いたりはしない。
ほぼ一年を通して咲いている。