されている。スロープには藻や貝類が付着していて、
潮が引けば足が滑りやすくなり危険な場所。
よく足を滑らせて転んでいる人を見る。
わかっちゃいるけど、素っ転んでしまった。
おまけに足の裏を貝で切って傷口がよく見えない。
海で怪我をすると、たいした傷でなくても出血が
とまりにくくなる。病院に行くべきか?自分では
判断がつかない。
テレビ局が各分野の専門評論家とすぐに連絡が
つくシステムがあるように、カラカラにもネット
ワークシステムがある。
(沖縄の生活はまず人脈作りから)
今回の怪我の痛さから、重大さレベル4
(レベル5で救急車)局なら大学の名誉教授
クラスを呼んでコメントをいただかなければならない。
そこで南の島の看護師会の裏のドンに連絡をとり、
傷口を見てもらうと、「一応、病院に行ったほうが
いい。私も付き添ってあげる」と言われた。
あの、一瞬の含み笑いを私は見逃さなかった。
何分、自分では見えない足の裏。
まるで末期ガンの患者に「ただの胃潰瘍ですよ!」と
いうのに似ている。気づけばいつのまにやら診察台の
上で枕を抱いて治療を待つ身。「麻酔をしますか?」と
聞かれ、ドンに相談「どっちがましや?」と相談すると
「どっちも同じくらいの痛さかな!」
やっぱりレベル4だ!Drの手にチラリと見えた
歯ブラシ(あれで傷口をこする気か)
「麻酔、麻酔をしてぇ~」
足の裏の土踏まずや足の指の間に突き刺される針の
痛さ!おわかり?「知っていることなら何でも
白状します」と言ってもやめてくれない、治療は続く。
港のスロープは危険!けっして裸足で遊ばないように。
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