映し出されていた。国立公園に指定されたことから、
たくさんの人が訪れるようになった。
そんな慶良間諸島の座間味島で、地元のオジィが
インタビューを受けている。
真っ黒に日焼けして、ハデなTシャツを着たオジィが
話すと、画面の下にオジィの言葉がテロップで
翻訳されている。方言で話しているわけではない。
普通にヤマト言葉で話しているのに、テロップが
つくとは失礼な。
確かに沖縄なまりはあるが、普通に話しているのに、
沖縄方言ととらえられている。
よく、タクシーを利用したお客さんから
「運転手さんが親切に話しかけてくれるけれども、
方言で何を話しているのか、わからなかった。」
という話を聞く。
あきらかに観光客とわかっているのに方言で話しかける
人はいない。本土から来られる人に、いきなり方言で
話しかけるのはJTAの客室乗務員のアナウンス
くらいだ。
相手の話を聞こうとしないことに問題があるような。
テレビのインタビューを受けて、方言で話す人が
いるなら、それは前もってADに
「方言を交えて話してください。」といわれたとき
くらいだろう。
たしかに沖縄特有のなまりはある。そもそも母音が違う。
沖縄の場合「アイウエオ」が「あいうえい」「かきくきく」
「さしすしす」と発音される。
たとえば、親心→うやぐくる
清明→シーミー 年配の人は「い」を「いぇ」
「せ」を「しぇ」と発音する青年→シェーネンといったぐあい。
私はコテコテの関西弁だ。
もしテレビでインタビューを受ければ、テロップが
つくかもしれない。
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