ダイビングのお客さんに「あのタコの名前は何ですか?」
と聞かれて戸惑ったことがある。
お客さんはタコの種類を知りたかったのだろう。
海でタコの生態を知れば知るほど、1匹1匹のタコに名前が
あっても不思議ではない。
「タ」は手という意味で「コ」は沢山という意味があり
これがタコの語源だそうだ。
タコの寿命は1年〜3年と言われている。
オスは後尾をすると寿命を終える。
メスは子育てを終えると寿命を終える。
もしも…タコが50年、100年と生きることができれば、
海の生き物の中で頂点に立つだろう。
タコ同士でコミニュケーションを取り合い、それぞれが役割を
持つ群れを作って、やがてはタコの国を作るだろう。
バカバカしいと思われる。
たとえば、この話を海をよく知る漁師にすれば。
きっと「アリエルだろうな。」
とうなずくはずだ。
タコの寿命が短いのは、自然界のあげくは人間の脅威に
ならないためであると思う。
言葉を発せなくとも、言葉に変わるコミニュケーションを
作り上げるだろう。
沖縄で一般にいるタコは「ワモンダコ」
身体にワモンの模様があるから。
タコには脳が9つある。
頭に一つと各8本の脚に一つずつ脳がある。
タコは非常に頭のよい生き物である。