まだ、電話などなかった時代、恩納村のインブで、
大雨による土砂崩れが起こった。
そのときの電報が「オンナノ インブデ ドテクズレ
シキュウ キュウエン タノム」
この文面を見た役所のお偉いさんは、本土の人であったと言う。
私も沖縄で撮影の仕事を手伝っているとき、地元の
ダイビングショップの人に
「明日、恩納のインブで体験を手伝ってもらえないかねぇ~」
と頼まれ、ビックリしたことがある。
地元の人にはなじみがあっても、知らない人にとっては奇異に
聞こえる地名がある。
その代表的なのが那覇市にある「漫湖」
近くの小学校では写生会も開かれる。
実はこの「漫湖」湖と記されているが、正確には干潟である。
ここにしか生息しない生物がいるほど、美しい自然が
保たれているところで知られ1999年には湿原の保存に関する
国際条約「ラムサール条約」によって、保護登録が
なされている。
自然が美しい風光明媚な漫湖であるが、過去に一度、
地元新聞社に投書が寄せられた。
「その名前は、なんとかならないのか!」
投書したのは、県外から嫁いできた主婦だったそうだ。
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