平日に予定していた札幌行き
朝起きると素晴らしいお天気だ
よし、行こう バス券は買ってあるし
赤い車体のバスが札幌行きと確認し
バスのステップを上がったとたんに後ろのドアが閉まる
あー 札幌行きの高速バスは三年ぶりかな
目的は道立文学館で開催されている
「よみがえれ とこしえの加清純子」展へ
時計台前でバスを降りてスマホの練習がてら歩いてみたが寒い
結局はタクシーを使って行く
一時間以上もかけて展示作品を丁寧に見終わったらとても疲れてしまった
どのように表現したら言い表せることが出来るのか
とにかく、大きな衝撃を受けた
制約と束縛を異常なほど嫌った純子
15歳で道展に入選し
中学生の頃から18歳の亡くなるまで数人の異性を惑わせ
同級生の間では「女王蜂」のような存在だったという
並外れた才能と激しい気質が「平凡なものには価値はない」と言い切って
常に異常であろうとした故の自死だったのだろうか
あと10年生きていたらどれほどの作品を残しただろうか惜しまれる