時々書いてみようかな~~~

つまらない日常ですが
読んでいただいて嬉しいです!

30年前の事

2022年07月13日 09時52分38秒 | 日記

今日のYahooニュースで思い出したことがあります

自民党の高市早苗氏が「昭恵夫人が病院に到着するまで
生命維持処置をお願いした」とあります

想い出すことがあります

平成4年ですから今から丁度30年前の事です
主人の父が敗血症でなくなりました

数日間、人工呼吸器をつけながらでした

私が最後の声を聞いたのはそのひと月前の
お昼の食事のお世話をしているときに
お味噌汁をストローで飲ませていた時に
「温かいな~~」というのが最後の声でした

その後人工呼吸器を着けたら声は出せません
此方が聞くと眼の動きで判断するという感じでした

いよいよあと数日と言う時にはドイツに居る弟にも
勿論知らせましたがすぐには向こうも来れません

弟が今日の夕方の飛行機で着くという時に
医者からあと数時間と言われました

私は「もうすぐ弟が来ます。それまで、何とか」と懇願すると

「わかりました」と言って高濃度の血液だと思うのですが

点滴が始まりました

(専門的な事は分からないので間違えていたら済みません)

 

主人が弟を飛行場まで迎えに行っている間も
いつ息を引き取るかと気が気ではありませんでしたが、
転がるようにして弟が病室に入ってきて

弟が「父さん、父さん」と呼ぶとかすかに目を開きました

確認できたと信じましたし、信じたかった


数分後に先生がいらして
「もういいですね、このままだと病人を苦しませるだけです」

と言って装置を外されました。


数分後に息を引き取りました

その時分は私は、義父も弟に会いたい一心で

最後の命を振り絞ったのだと
思っていましたし他のみんなもそう思いました。

でも、今日の冒頭の言葉を見て得心が行きました
そうだったんだ、 そういうことだったんだと、、

 

書いていて辛くなりました

家族には厳しい義父でしたが、私には優しくしてくれました

今更ですが有難うございました

 

 

 

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