きみごろん姉妹が次に向かったのは、謎の石「亀石」。
しかし・・・いけどもいけども「亀石」が見当たらない・・・自転車をとめ、地図をよーく眺めてみると、きみごろん姉妹が行っていた道とは違っていることが判明。
来た道を戻り、なんとか「亀石」に到着したのですが、そこは民家のすぐ裏。
「えっ、こんなところに?」って思うくらい何気なく「亀石」はありました。
この「亀石くん」は、花崗岩の巨大な自然石に、亀に似た彫刻がほどこされているのですが、亀石くんには不気味な伝説があるそう。
亀石は、以前は北向き、次に東に面した。そして今は南に面しているそうです。西の方を向いた時、大和一円は泥の海と化す・・・という伝説だそうです。
亀石くんを後にしたきみごろん姉妹は、聖徳太子、誕生の地である「橘寺」に向かいました。
橘寺は、法隆寺とともに太子創立七大寺のひとつ。寺の北側には飛鳥の眺望が開けています。また、この橘寺には「二面石」という不思議な石があります。
善と悪の表情を持つ石・・・だそうです。
飛鳥地方には他にも、不思議な形の石がたくさんあるそうです。
次はいよいよ「石舞台」です!
奈良の旅 2日目。
優雅な奈良ホテルを後にし、今日のメインは「飛鳥地方」
近鉄奈良駅から田園風景を眺めながら「近鉄飛鳥駅」に到着。
1日目に続き、今日もレンタサイクルで巡ります。
最初の目的地は「高松塚古墳」です。
古墳は残念ながら見ることが出来ませんでしたが、「高松塚壁画館」で、飛鳥の美を見てきました。
高松塚古墳は、飛鳥地方の西南部に位置しています。
周辺には、天武・持統・欽明・文武の各皇陵や古墳が築かれています。
高松塚古墳壁画は、昭和47年3月、橿原考古学研究所の調査により発見されました。
その後、壁画は国宝に指定され、保存上いっさい公開されませんので、古墳の隣接地に壁画館を建設し、石槨内部の模型と壁画の忠実な模写・模造を展示することになったものです。
模写された壁画は、原寸・原色で再現されています。
きみごろんのお気に入りは、「白虎」です。
理由は・・・なんとなくなのですが、きみごろんが猫で、白虎がトラだからかな??
茶粥は、東大寺や興福寺の僧たちが常食としたのが始まりといわれています。それが、いつしか一般家庭の朝の定番メニューとなったそうです。
現在では、郷土料理店などが伝統の味を伝えています。
きみごろん姉妹がいただいた「茶粥」です。
とっても美味しかったです。
お土産屋さんなどで「茶粥セット」というのも売っていました。
大和茶でなくても、ほうじ茶や煎茶など好みで作ってみても良いかもです。
今日もすかっと良い天気。絶好のサイクリング日和です。
奈良2日目は、飛鳥へ行きます。
石舞台や飛鳥寺など楽しみがいっぱいです。
奈良ホテルは関西屈指の名門ホテルとして知られています。
建物は、桃山御殿風檜造りの格調高い建物です。奈良公園の中にあり、四季折々の奈良の風情が楽しめます・・・とあります。
表門から建物まで坂道を上って正面玄関があります。
きみごろん姉妹を乗せたタクシーが、正面玄関に着くとほぼ同時、中からベルボーイさんが出てきてくれました。さすが名門です。
きみごろん姉妹は本館2階の部屋。機能は新しいですが、雰囲気は創業当時のままだそうです。
このホテル、色んなところに絵画が飾ってあったりして、まるで美術館のようでした。
玄関ホールからの吹き抜けをあがる階段には赤い絨毯が・・・
雰囲気といい、スタッフの対応といい、なんとも良い気分の一夜でした。
明日の朝ごはんは、大和名物の「茶粥」です!
大仏殿と奈良の市街地が一望できるそうです。
ところで、二月堂の前に子供たちがなにやら回しているものがあったので、子供たちが去ったあと回してみました。
そのときは、何をするものかも知らず回したのですが、戻って調べてみると・・・
体の不自由な方やお年寄りが、階段が上れないので、この石を回すと二月堂におまいりした事になるそうなのです。
元気でまだ若い(と本人は思っていますが)きみごろん・・・興味半分で回してしまいました。
ちょっと反省です。
法隆寺を後にしたきみごろん姉妹は、奈良へ。
奈良での宿は、憧れだった「奈良ホテル」。
チェックイン時間には早かったけれど、部屋の準備が整っているからと、部屋へ案内してもらい、一休み。(ホテルの紹介は後日ということで)
一休みした後は、「奈良の大仏さん」に会いに東大寺に向かいました。
きみごろんは東大寺に来るのは3度目です。いつ訪れてもたくさんの人でいっぱいです。
それに・・・鹿さんも。
この鹿さん、カメラを向けると近寄ってきたのですが・・・えさが貰えないとわかると、そっぽを向いて行ってしまいました。
東大寺は、8世紀の中ごろ、聖武天皇の勅願により建立された華厳宗の総本山だそうです。広い境内には数多くの国宝建造物が並び、本尊の”大仏さん”こと「盧舎那仏(るしゃなぶつ)」をはじめ天平仏の傑作がそろう世界遺産です。
大仏殿までの道中、多くの「外国人観光客」がいました。
一瞬、「ここはどこ?」と思うくらい色んな国の言葉が飛び交っていました。
さすが「奈良の大仏さん」は、有名ですね。
大仏さまとの対面の後は、「お水取り」で有名な「二月堂」へ向かいます。
法隆寺を後にしたきみごろん姉妹が次に目指したのは「中宮寺」。
しかし・・・・ぐるぐる、ぐるぐる・・・すること数分。どうしても「中宮寺」が見当たらないのです。
地図を見てもわからず、誰かに尋ねようにも誰もいない・・・。
結局、中宮寺をあきらめ、次の目的地である「法輪寺」に向かいました。
法隆寺あたりから法輪寺まで自転車で10分ちょっとでしょうか。
でも、久しぶりに自転車で、それも少し坂道・・・けっこうつらかった。
法輪寺は、田園風景の中に三重塔がそびえる趣のあるお寺です。
法輪寺のあとは、これも三重塔がそびえる「法起寺」へ。
この三重塔は日本に現存する最古の三重塔だそうです。
法起寺の後は、再び法隆寺の南大門まで自転車で戻りました。
法起寺からは、なだらかなくだり坂、帰りはらくちんです。
法起寺からの帰り道で、旅行者の方から道を尋ねられました。
「中宮寺にはどう行けばいいのでしょう?」と。
きみごろん達を同じく、迷った人がいるんだ・・・とちょっとほっとしたりして。
その後、地図をじっくり眺めていると、中宮寺は法隆寺の夢殿からすぐ近くで、そのまま行けたのではないか?と思います。
そういえば・・・看板があったんですけど・・・自転車を置いたままだったので、自転車を取りに戻ったんですよね。
あの時、そのまま行ってればよかったと思うと残念です。
斑鳩の里を後にしたきみごろん姉妹は、奈良に向かい憧れだった「奈良ホテル」へ向かいます!!
法隆寺の「金堂」は、680年ごろに建立された世界一古い木造建築です。
本尊の釈迦三尊像や日本最古の四天王像が安置されています。
金堂からの廻廊には、エンタシス式の柱があります。これは飛鳥時代様式の特徴です。
廻廊から、大宝蔵院・百済観音堂を、そして夢殿に向かいます。
夢殿は、739年に斑鳩宮跡に聖徳太子をしのんで建てられた八角形の建物です。
法隆寺では、6月30日まで「法隆寺秘宝展」が開催されています。
「平成の玉虫厨子」も展示されています。
この「玉虫厨子」は、色彩の美しさと巧みの技と素晴らしいことといったら・・・。
伝統工芸品などを見るのが大すきなきみごろんは、魅入ってしまいました。
法隆寺の後は「斑鳩の里」めぐり。
ここからサイクリング♪サイクリング♪です。
まずは、中門。
飛鳥時代の建立。左右には日本最古の金剛力士像がたっています。
#この「力士像」さんの後姿の写真を撮ってきましたので番外編にて紹介します。
下は日本最古の塔「五重塔」です。
法隆寺は確か・・・小学校の修学旅行で行ったような行かないような・・・なのですが、小学生でここを訪れるには・・・ちょっと早すぎるような気がするきみごろんであります。
法隆寺はとっても広く・・・次は「金堂」~「夢殿」です。
法隆寺は、聖徳太子と推古天皇が607年に創建したと伝わっています。境内の建築物のうち55棟が国宝や重要文化財です。仏像などの宝物は2300点に及びます、日本の世界遺産第1号です。(ことりっぷ「奈良・飛鳥」より引用)
駅から自転車で数分で法隆寺の南大門へ到着。
南大門の前に、自転車をとめ・・・中へ入る前に・・・奈良の名物「柿の葉ずし」で早めのお昼ごはんです。
南大門の手前にあったお店で、色んな種類がはいったのを購入。
腹ごそらえを済ませ、目指すは法隆寺の境内へ!