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R100SとSV305を用いた直焦点撮影(9)

2023-11-06 00:04:07 | 写真
(1)R100SとSV305を用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象
  月[19]
 ・機材
  望遠鏡:Vixen R100S 600mm F6[1,2] ※中古(ヤフオクで入手)
  ファインダー:6x30mmファインダー(アクロマート)[1]
  イメージセンサ:SVBONY SV305 CMOSイメージセンサ(SONY IMX290 1/2.8型 1920x1080 2.9μm)[3-7]
  バローレンズ:IoSystemsInc Tネジ付 2X マルチバローレンズ 31.7mm径[8]
  架台:ポルタ経緯台
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[9] 撮影時間:約10秒(200フレーム)、aviファイル
  スタック処理:AS!3(AutoStakkert!3)[10] 取り込みフレームの品質上位50%をスタック
  Wavelet処理:RegiStax6[11-12] AS!3からの出力画像(tif)をWavelet処理、RGBバランス処理
  後処理:ImageMagick[13] bmp→jpg変換、トリミング処理
      Image Composite Editor[16] モザイク合成

(2)R100SとSV305を用いた直焦点撮影結果

2023-10-23 18:01 月(月齢:8.6、視半径:16.3')
SV305, R100S 600mm F6
Gain 0, Exp. 10ms, WB(B=252 G=128 R=201), 1920x1080, RGB24, FrameCount=200, Duration=8.753s
※画面中央部分をトリミング(1280x720)


2023-10-23 18:03 月(月齢:8.6、視半径:16.3')
SV305, R100S 600mm F6
Gain 0, Exp. 10ms, WB(B=252 G=128 R=201), 1920x1080, RGB24, FrameCount=200, Duration=8.753s
※画面中央部分をトリミング(1280x720)


上記と同様に撮影した月の画像3枚をモザイク合成実施(1600x2000)[23]

・口径:100mm
・ドーズの分解能:1.16"
・イメージセンサ分解能:1.00"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x320(0.15°)

(3)まとめ
R100Sに、SV305を取り付けて、直焦点撮影を試みた。
都内の星空において、月の撮影を試みた。

参考文献:
(1)ビクセンNEWポラリスR-100S
(2)ニュートン式望遠鏡-Wikipedia
(3)SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(4)SV305デジアイピースの使用方法
(5)SVBONY SV305 取扱説明書
(6)Svbony SV305 Camera FAQ
(7)IMX290NQV-SONY
(8)バローレンズ-Wikipedia
(9)SharpCap
(10)AUTOSTAKKERT!
(11)RegiStax6
(12)RegiStax-Wikipedia
(13)ImageMagick
(14)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(15)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(16)Image Composite Editor
(17)今日のほしぞら
(18)Stellarium-Web
(19)月-Wikipedia
(20)月-NAOJ
(21)月-天体写真ギャラリー
(22)月面写真のモザイク合成
(23)渡邉 耕平 著、根本 泰人 監修、”月・惑星撮影 実践ガイドブック Ver 1.0”、サイトロンジャパン発行、2023年6月24日.

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