(1)MAK127SPとMars-C Ⅱを用いた直焦点撮影概要
・撮影対象
木星[9]
・機材
望遠鏡:MAK127SP 1500mm F12[1-4]
ファインダ:AstroStreet 8x50mm 90°正立像ファインダ
イメージセンサ:Mars-C Ⅱ(SONY IMX662 1/2.8型 1936×1100 2.9μm)[5-7]
フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[8]
架台:ポルタ経緯台
・画像処理
パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
イメージキャプチャ:SharpCap4.0[10] 撮影時間:600フレーム(約20秒)、aviファイル
スタック処理:AS!3(AutoStakkert!3)[11] 取り込みフレームの品質上位50%をスタック
Wavelet処理:RegiStax6[12-13] AS!3からの出力画像(tif)をWavelet処理、傾き補正、RGBバランス処理
後処理:ImageMagick[14] bmp→jpg変換、リサイズ処理、トリミング処理
(2)木星の撮影結果(上が北)
2023-10-26 22:32 木星(等級:-2.9、視半径:24.7")[15]
Mars-C Ⅱ(UV IR-CUT), MAK127SP 1500mm F12
Gain 200, Exp. 30ms, WB(Auto)(B=150 G=0 R=52), 1936x1100, RGB24, FrameCount=600, Duration=18.024s
※木星の模様、および、ガリレオ衛星が確認できる[16-18]。
ゲイン、露出の違いによる木星の撮像画像・比較例(木星部分を2倍に拡大:640x480)
左:2023-10-26 22:21 木星 Gain 360, Exp. 5ms, FrameCount=600
中:2023-10-26 22:22 木星 Gain 290, Exp. 10ms, FrameCount=600
右:2023-10-26 22:32 木星 Gain 200, Exp. 30ms, FrameCount=600
※ゲイン200の場合が良好な画像であった
上記のゲイン値:200は、イメージセンサのHigh Coversion Gainモード起動時[4,25]のゲイン値(ノイズ低下、ダイナミックレンジ向上)に相当する。
・口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"
・イメージセンサ分解能:0.80"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
(3)まとめ
MAK127SPにMars-C Ⅱを取り付けて、木星の直焦点撮影を試みた。
撮影データのスタック処理にAS!3を用い、その後のWavelet処理にRegiStax6を用いた。
その結果、木星の模様、および、ガリレオ衛星を確認できた。
参考文献:
(1)Maksutov Cassegrains
(2)マクストフカセグレン式望遠鏡-Wikipedia
(3)Sky-Watcher-Wikipedia
(4)Sky-Watcher Global Website
(5)PlayerOne Mars-C Ⅱ
(6)Mars-C II USB3.0 Color Camera (IMX662)
(7)SONY IMX662
(8)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(9)木星-Wikipedia
(10)SharpCap
(11)AUTOSTAKKERT!
(12)RegiStax6
(13)RegiStax-Wikipedia
(14)ImageMagick
(15)今日のほしぞら
(16)大赤斑-Wikipedia
(17)ガリレオ衛星-Wikipedia
(18)Galilean Moons of Jupiter
(19)木星-NAOJ
(20)MAK127SPとMars-C Ⅱを用いた直焦点撮影-goo blog
(21)MAK127SPとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影-goo blog
(22)特集 2023年 木星-天体写真ギャラリー
(23)衝を迎える木星が見頃(2023年11月)-NAOJ
(24)渡邉 耕平 著、根本 泰人 監修、”月・惑星撮影 実践ガイドブック Ver 1.0”、サイトロンジャパン発行、2023年6月24日.
(25)実画像のノイズ評価(その3): 信号について-ほしぞloveログ
・撮影対象
木星[9]
・機材
望遠鏡:MAK127SP 1500mm F12[1-4]
ファインダ:AstroStreet 8x50mm 90°正立像ファインダ
イメージセンサ:Mars-C Ⅱ(SONY IMX662 1/2.8型 1936×1100 2.9μm)[5-7]
フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[8]
架台:ポルタ経緯台
・画像処理
パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
イメージキャプチャ:SharpCap4.0[10] 撮影時間:600フレーム(約20秒)、aviファイル
スタック処理:AS!3(AutoStakkert!3)[11] 取り込みフレームの品質上位50%をスタック
Wavelet処理:RegiStax6[12-13] AS!3からの出力画像(tif)をWavelet処理、傾き補正、RGBバランス処理
後処理:ImageMagick[14] bmp→jpg変換、リサイズ処理、トリミング処理
(2)木星の撮影結果(上が北)
2023-10-26 22:32 木星(等級:-2.9、視半径:24.7")[15]
Mars-C Ⅱ(UV IR-CUT), MAK127SP 1500mm F12
Gain 200, Exp. 30ms, WB(Auto)(B=150 G=0 R=52), 1936x1100, RGB24, FrameCount=600, Duration=18.024s
※木星の模様、および、ガリレオ衛星が確認できる[16-18]。
ゲイン、露出の違いによる木星の撮像画像・比較例(木星部分を2倍に拡大:640x480)
左:2023-10-26 22:21 木星 Gain 360, Exp. 5ms, FrameCount=600
中:2023-10-26 22:22 木星 Gain 290, Exp. 10ms, FrameCount=600
右:2023-10-26 22:32 木星 Gain 200, Exp. 30ms, FrameCount=600
※ゲイン200の場合が良好な画像であった
上記のゲイン値:200は、イメージセンサのHigh Coversion Gainモード起動時[4,25]のゲイン値(ノイズ低下、ダイナミックレンジ向上)に相当する。
・口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"
・イメージセンサ分解能:0.80"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
(3)まとめ
MAK127SPにMars-C Ⅱを取り付けて、木星の直焦点撮影を試みた。
撮影データのスタック処理にAS!3を用い、その後のWavelet処理にRegiStax6を用いた。
その結果、木星の模様、および、ガリレオ衛星を確認できた。
参考文献:
(1)Maksutov Cassegrains
(2)マクストフカセグレン式望遠鏡-Wikipedia
(3)Sky-Watcher-Wikipedia
(4)Sky-Watcher Global Website
(5)PlayerOne Mars-C Ⅱ
(6)Mars-C II USB3.0 Color Camera (IMX662)
(7)SONY IMX662
(8)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(9)木星-Wikipedia
(10)SharpCap
(11)AUTOSTAKKERT!
(12)RegiStax6
(13)RegiStax-Wikipedia
(14)ImageMagick
(15)今日のほしぞら
(16)大赤斑-Wikipedia
(17)ガリレオ衛星-Wikipedia
(18)Galilean Moons of Jupiter
(19)木星-NAOJ
(20)MAK127SPとMars-C Ⅱを用いた直焦点撮影-goo blog
(21)MAK127SPとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影-goo blog
(22)特集 2023年 木星-天体写真ギャラリー
(23)衝を迎える木星が見頃(2023年11月)-NAOJ
(24)渡邉 耕平 著、根本 泰人 監修、”月・惑星撮影 実践ガイドブック Ver 1.0”、サイトロンジャパン発行、2023年6月24日.
(25)実画像のノイズ評価(その3): 信号について-ほしぞloveログ
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