(1)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影概要
・撮影対象(はくちょう座)
北アメリカ星雲(NGC7000)[18,20-21]
網状星雲(NGC6992-5 NGC6960)[19,20-21]
・機材
望遠鏡:SVBONY SV165 120mm F4[1-3]
イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[4-6]
フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[7]
架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[8-11] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[12]
・画像処理
パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
イメージキャプチャ:SharpCap4.0[13] Snapshot(png)、Live Stack(fits)
画像解析:マカリ[14-15] 画像演算(左右反転、回転)、fits→tif変換
画像処理:ImageMagick[16] tif→jpg変換、トリミング処理
(2)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果
2021-12-03 18:44 北アメリカ星雲(NGC7000)
Neptune-C Ⅱ, SV165 120mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 2sec, WB(Auto)(B=265 G=0 R=404), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=150, Total Exp. 300sec
※北アメリカ星雲(NGC7000)を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
2021-12-03 19:21 網状星雲(NGC6992-5)
Neptune-C Ⅱ, SV165 120mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 2sec, WB(Auto)(B=286 G=0 R=405), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=150, Total Exp. 300sec
※網状星雲(NGC6992-5)を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
2021-12-03 18:57 網状星雲(NGC6960)
Neptune-C Ⅱ, SV165 120mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 2sec, WB(Auto)(B=286 G=0 R=405), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=150, Total Exp. 300sec
※網状星雲(NGC6960)を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
都内の月のない好条件下であったが、街灯等による背景光の影響があった。
QBPフィルタ[24]などの対策を施し、再度、観察を試みたい。
・対物レンズ口径:30mm
・ドーズの分解能:3.86"
・イメージセンサ分解能:9.97"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x21(2.13°)
(3)まとめ
電視観望(Electronically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、SV165にNeptune-C Ⅱを取り付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載し、直焦点撮影を試みた。
月のないきれいな都内の星空の中で、はくちょう座の北アメリカ星雲(NGC7000)、網状星雲(NGC6992-5 NGC6960)の撮影を試みた。
プレートソルビング技術、および、ライブスタック機能を活用することで、北アメリカ星雲(NGC7000)、網状星雲(NGC6992-5 NGC6960)を確認できた。
参考文献:
(1)SVBONY SV165 コンパクトガイドスコープ 30mm/120mm F4
(2)SVBONY 天体望遠鏡ファインダー ミニガイドスコープの紹介
(3)ガイドスコープをSV305に組み合わせテスト
(4)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(5)SONY IMX464LQR
(6)Player One - Cameras and Astrophotography
(7)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(8)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(9)AZ-GTi赤道儀化マウント(2)-goo blog
(10)AZ-GTi赤道儀化マウント(4)-goo blog
(11)AZ-GTi赤道儀化マウント(5)-goo blog
(12)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(13)SharpCap
(14)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(15)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(16)ImageMagick
(17)Stellarium-Web
(18)北アメリカ星雲-Wikipedia
(19)網状星雲-Wikipedia
(20)はくちょう座-Wikipedia
(21)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.177-183.
(22)カテゴリー 星雲・星団-KIMUKAZU blog
(23)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影-goo blog
(24)渡邉 耕平 著、”電視観望実践ガイドブック Ver 1.1”、サイトロンジャパン発行、2021年11月17日第二版発行
(25)Player Oneの新CMOSカメラでの電視観望-ほしぞloveログ
(26)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(27)電視観望に挑戦してみよう-ほしぞloveログ
(28)EVO GUIDE50EDとSV305-SJでの電視観望、もう少し突っ込んでみる-ほしぞloveログ
(29)NGC7000
(30)網状星雲 NGC6992-5(超新星残骸、はくちょう座)
(31)網状星雲 NGC6960
・撮影対象(はくちょう座)
北アメリカ星雲(NGC7000)[18,20-21]
網状星雲(NGC6992-5 NGC6960)[19,20-21]
・機材
望遠鏡:SVBONY SV165 120mm F4[1-3]
イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[4-6]
フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[7]
架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[8-11] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[12]
・画像処理
パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
イメージキャプチャ:SharpCap4.0[13] Snapshot(png)、Live Stack(fits)
画像解析:マカリ[14-15] 画像演算(左右反転、回転)、fits→tif変換
画像処理:ImageMagick[16] tif→jpg変換、トリミング処理
(2)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果
2021-12-03 18:44 北アメリカ星雲(NGC7000)
Neptune-C Ⅱ, SV165 120mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 2sec, WB(Auto)(B=265 G=0 R=404), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=150, Total Exp. 300sec
※北アメリカ星雲(NGC7000)を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
2021-12-03 19:21 網状星雲(NGC6992-5)
Neptune-C Ⅱ, SV165 120mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 2sec, WB(Auto)(B=286 G=0 R=405), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=150, Total Exp. 300sec
※網状星雲(NGC6992-5)を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
2021-12-03 18:57 網状星雲(NGC6960)
Neptune-C Ⅱ, SV165 120mm F4(UV IR-CUT)
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 2sec, WB(Auto)(B=286 G=0 R=405), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=150, Total Exp. 300sec
※網状星雲(NGC6960)を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
都内の月のない好条件下であったが、街灯等による背景光の影響があった。
QBPフィルタ[24]などの対策を施し、再度、観察を試みたい。
・対物レンズ口径:30mm
・ドーズの分解能:3.86"
・イメージセンサ分解能:9.97"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x21(2.13°)
(3)まとめ
電視観望(Electronically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、SV165にNeptune-C Ⅱを取り付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載し、直焦点撮影を試みた。
月のないきれいな都内の星空の中で、はくちょう座の北アメリカ星雲(NGC7000)、網状星雲(NGC6992-5 NGC6960)の撮影を試みた。
プレートソルビング技術、および、ライブスタック機能を活用することで、北アメリカ星雲(NGC7000)、網状星雲(NGC6992-5 NGC6960)を確認できた。
参考文献:
(1)SVBONY SV165 コンパクトガイドスコープ 30mm/120mm F4
(2)SVBONY 天体望遠鏡ファインダー ミニガイドスコープの紹介
(3)ガイドスコープをSV305に組み合わせテスト
(4)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(5)SONY IMX464LQR
(6)Player One - Cameras and Astrophotography
(7)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(8)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(9)AZ-GTi赤道儀化マウント(2)-goo blog
(10)AZ-GTi赤道儀化マウント(4)-goo blog
(11)AZ-GTi赤道儀化マウント(5)-goo blog
(12)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(13)SharpCap
(14)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(15)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(16)ImageMagick
(17)Stellarium-Web
(18)北アメリカ星雲-Wikipedia
(19)網状星雲-Wikipedia
(20)はくちょう座-Wikipedia
(21)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.177-183.
(22)カテゴリー 星雲・星団-KIMUKAZU blog
(23)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影-goo blog
(24)渡邉 耕平 著、”電視観望実践ガイドブック Ver 1.1”、サイトロンジャパン発行、2021年11月17日第二版発行
(25)Player Oneの新CMOSカメラでの電視観望-ほしぞloveログ
(26)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(27)電視観望に挑戦してみよう-ほしぞloveログ
(28)EVO GUIDE50EDとSV305-SJでの電視観望、もう少し突っ込んでみる-ほしぞloveログ
(29)NGC7000
(30)網状星雲 NGC6992-5(超新星残骸、はくちょう座)
(31)網状星雲 NGC6960
いろいろな散光星雲の写真、拝見しました。
試験撮影されたのですね。
散光星雲はHα域の波長が多いため、干渉フィルターの赤外域の波長をたくさん通すものを使用しなければうまく写りません。
購入予約されたQBPフィルターやHαフィルター等で撮影することをお勧めします。フィルター入手まで待った方が良いでしょう。
散光星雲は東京都心でもきれいに写せる被写体です。特殊干渉フィルターの出番です。
どうぞもう少し待ってQBPフィルターを使って再度撮影に挑戦して頂きますよう、よろしくお願いします。
コメント、ありがとうございます。
月のないきれいな星空でしたので、「ほしぞらの探訪」に掲載されている秋~冬の星雲・星団の探訪を開始しました。
プレートソルビング技術を活用することで、容易に目的とする天体を視野に入れることができ、多数の天体を観察できました。
いずれもお初の試行撮影で課題満載ですが、都内でも条件や対策工夫をすれば、暗い天体も観察可能との感触が得られました。
ご指摘の光学フィルタ応用についても、さまざまな試行錯誤をマイペースで行ってみたいと思います。
引き続き、ご指導よろしくお願いいたします。