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MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影

2020-08-08 00:20:14 | 写真
天体望遠鏡:MAK127SP[1-4]にイメージセンサSV305[5-8]を取り付けて直焦点撮影を試みた[16-17]。

(1)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影の試験概要
ピント合わせ等の操作が容易な昼間に、MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影試験を行った。
MAK127SPの接眼部にビクセン・接眼アダプタ(42T→31.7AD SX)[9]を取り付け、そこにイメージセンサSV305を取り付けた。
イメージセンサSV305を取り付けたMAK127SPを、ポルタ経緯台に搭載し、試験撮影を行った。
SV305からの映像信号は、キャプチャーソフト:SharpCap3.2[10]を用いてWindowsノートPCに取り込んだ。
試験撮影は、ノートPCの液晶画面を見ながらMAK127SPのピントノブをゆっくりと回してピントを合わせ、SharpCap3.2のSnapshot機能を用いて画像(png)を取り込んだ。


試験撮影の様子

(2)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影の試験結果

SV305, MAK127SP 1500mm F12[1]
SV305, Gain 1, 露出 Auto, WB(B=235 G=100 R=131), 1920x1080, RGB24
※望遠倍率:400倍

・対物レンズ口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"[11]
・イメージセンサ分解能:0.80"相当[11]
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm[12])

(3)まとめ
MAK127SPにSV305を取り付け、直焦点撮影の試験を行った。
MAK127SPとSV305の組み合わせは、かなり高倍率になるので、天体の視野への導入、鏡筒の振動対策、天体の追尾等の工夫が必要になりそうだ。
今後、AZ-GTi赤道儀化マウント[18]の応用も含め、SV305を搭載したMAK127SPの特徴を活かし、明るい惑星の撮影を試みたい。

参考文献:
(1)Maksutov Cassegrains
(2)マクストフカセグレン式望遠鏡-Wikipedia
(3)Sky-Watcher-Wikipedia
(4)Sky-Watcher Global Website
(5)SV305デジアイピースの使用方法
(6)SVBONY SV305 取扱説明書
(7)Svbony SV305 Camera FAQ
(8)SVBONY
(9)Vixen 天体望遠鏡 接眼アダプター 42T→31.7AD SX
(10)SharpCap
(11)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(12)IMX290NQV
(13)CMOSイメージセンサ-Wikipedia
(14)OLYMPUS E-PM2とコルキットスピカを用いた直焦点撮影-goo blog
(15)遊星號による天体観察(4)-goo blog
(16)OLYMPUS E-PM2とMAK127SPを用いた直焦点撮影-goo blog
(17)遊星號とSV305を用いた直焦点撮影-goo blog
(18)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog

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