『黒狗』の小屋

毎週、(金)に特撮作品の感想、(日)に漫画の感想を書いてます。

三大特撮感想(2024/4/14分)

2024-04-19 19:21:49 | 日記

ウルトラマンニュージェネレーションスターズ

第6話「出撃! その名はアースガロン」は、このサブタイ通り、ウルトラマンブレーザーと共に戦ったアースガロンの、最初の戦いを思い返す内容になっていましたね。

これまで、ウルトラマンと共闘してきたロボ系のサポーターは結構な数がいますけど、アースガロンの見た目のカッコ良さは、少なくとも、私の中じゃ、断トツですね。メカゴジラっぽさもありながら、どちらかと言えば、生物っぽさが強めな感じが良いんですかね。もちろん、セブンガーやウィンダムみたいな愛嬌がある感じのロボや、テラフェイザーのように、もう、完全にメカって感じも好きです。

そんな魅力を持つアースガロンが、最初に戦った怪獣が、タガヌラー。コイツもまた、見た目に愛嬌があるタイプの怪獣です。まぁ、ただ、この怪獣のサイズだからこそ愛嬌を感じられるのであって、人間サイズになると、何か、こう、ゾワッとしちゃうんですよね。虫っぽさが、人間サイズになると、より際立つからでしょうか? 『テラフォーマーズ』のゴキブリに似たような嫌悪感を抱いちゃうんですよね。

そのタガヌラー、後に判明する訳ですが、世界各地のティーテリウムを食べまくっていたのは、実は、宇宙から地球に迫っていたゲバルガを迎撃する為でした。地球を守ろうとしていたのに、敵扱いして倒しちゃったのか、と文句を言われそうですけど、目的はどうであれ、ティーテリウムの貯蔵庫に近づく時に施設は壊しちゃってますし、食べれば食べるほど体温が上昇してました。野暮な意見かもしれませんが、それこそ、3000℃以上の熱を帯びた怪獣が暴れたら、周りの被害は洒落になりませんって。となると、やっぱり、倒すしかありません。タガヌラーを最終的に爆散させたのはブレーザーでしたけど、アースガロンも十分に善戦はしました。初戦としては、ギリ合格だったのでは?

それにしても、気になるのが、マウンテンガリバーの意図。ユカ隊員はスリープ状態だ、と判断してましたけど、実際、勝手に彼女のパソコンにデータを送ってましたし、ガッツハイパーキーに「アースガロン」の情報も、しっかりとインストールしていたようです。ほんと、このロボット、何者なのか? どこの誰が、何の目的で作ったんでしょう? 今、どこにいるかは定かじゃありませんけど、イグニスはそれを知っているんですかね?

 

爆上戦隊ブンブンジャー

バクアゲ7「調達屋のブレーキ」は、誰もが興奮した展開でした。いや、だって、そうでしょう。バクアゲ1から、しれっと登場し、これまで様々な物品で、大也たちを見事にサポートしてきた玄幡が、ついにブンオレンジにチェンジし、ブンブンジャーが5人全員、揃ったんですから。

そんな玄幡ですが、最初は、大也の誘いを、無碍とまでは言いませんが、にべもなく断っていましたね。恐らく、これまで、玄幡は幾度も、大也からの誘いを断って来たんでしょう。まぁ、人を見る目があり、誰よりも夢に向かう楽しさを知っている大也が、自分の気に入った相手をブンブンジャーに入れる事を諦める訳がありません。「これからの俺達に着いてこられるかな」って煽りはさすがでした。煽り運転は絶対にしないからこそ、ですね。

今回、街中で暴れ、人々を襲い、ギャーソリンを奪ったのは、ブロック塀から生み出されたブロックベイグルマー。当然っちゃ当然ですが、ブロック塀を活用した戦い方をしていました。防御に使って良し、妨害に使って良し、と中々に手強い苦魔獣。しかも、そこに、マッドレックスも乱入してきてるんですから、戦いが激化するのは避けられません。

ブンブンジャーがピンチに陥っているのを見て、玄幡はいつも通りに、物品でサポートしようとします。前回のマンホールはともかく、トランポリンやデカい鏡は、どっから出した、とツッコミを入れたくなりますが、それらがブンブンジャーに届けられる事はありませんでした。何故なら、ブンブンジャーたちは強い絆が生む連携で、ピンチを凌いでしまったから。今の自分では、ブンブンジャーの手助けが出来ない、と悟った玄幡は、マッドレックスの強烈な攻撃で大ピンチに直面した大也たちを守るような形で、戦いの場に現れました。調達屋たる玄幡が、今回、ブンブンジャーに届けたのは、心強い味方となる己自身。ブンオレンジに変身した玄幡は、ダイナミックさと華麗さを兼ね備えた戦闘スタイルで、ブロックベイグルマーを撃破。ブンレッドも、ブンオレンジの活躍に触発される形で、実力をフルに発揮し、マッドレックスの装甲に傷を付ける事に成功しました。まぁ、それで、ますます、マッドレックスにお気に入り判定されちゃった訳ですが。

巨大化したブロックベイグルマーも、新たな形態である、ブンブンジャーロボ ビルダーで対戦。油圧式ショベルカーがモデルのブンブンショベルとブルドーザー型のブンブンドーザーが、ブンブントレーラーと合体するので、とことん、パワフルな戦い方をします。いくら、ブロックベイグルマーが防御力に自信があっても、この怪力無双の前にゃ、勝ち目はありませんわな。玄幡が頼もしい味方になってくれ、なおかつ、「あれ、玄幡も外星人なのかな」と感じる、妙なセンスの持ち主である事も判明した今回、本当に興奮しました。まぁ、今回、一番、インパクトがあったのは何かって聞かれたら、ブンブンの変装ですけど。アレ、もう、いっそ、堂々と街に出た方が怪しまれなかったんじゃ・・・

 

仮面ライダーガッチャード

第31話「暗闇のふたり、互いを信じて」、マンモスマルガム、クラーケンマルガムの戦闘も含め、りんねの精神的な成長を描いたストーリーは面白かったんですが、前回かました予想が外れ、恥ずかしいやら、情けないやら。

まぁ、確かに、あんだけ苦労して、ミナト先生を救い出した訳ですから、静奈が敵になり、目を覚まさせるために戦うって展開は、悪い意味で天丼になっちゃって、食傷気味になっちゃいますかね。実際、感情をぶつけ合わせる喧嘩をして、己の非を認めて仲直りするってのは、若者の特権か。

そんな静奈が氷漬けにされ、アトロポスに「君の所為だ」と詰られた事で、りんねの闘争心は萎縮してしまいますが、その場に駆け付けてくれたミナト先生が脈の有無を確かめ、生きている、と教えてくれた事に加え、「お前らしく戦え!」のエールで奮起。「ザ・サン」と「インフェニックス」の炎熱で、マンモスマルガムの放ってくる冷気に対抗し、ダブルキックを決める事で、「ブリザンモス」の奪還に成功しました。確か、「ブリザンモス」とガッチャンコするのは、「ケアリー」だっけ?そうなると、フォームチェンジの際に音声が流れるとするなら、「絶対零度の癒し系ッッ フェアリーマンモス」か?

静奈が練習に来られない為、りんねが代役として、ジュリエットを演じる事に。台詞をしっかりと覚えられるほど、元々の記憶力が良く、精神的に成長しよう、と自分で決めた事もあって、その演技には魂が籠ります。一同は、りんねの熱演に引き込まれますが、それが気に食わないのが、静奈。その静奈が、理由は分からないが、りんねに対して辛く当たるのは悲しい、と宝太郎は訴えます。ほんと、コイツは、自分がモテてる事に自覚が無いんだな。その良くも悪くも純粋な宝太郎に、静奈は自分が感情的になってしまっていた事を認め、りんねと和解する選択をします。

その矢先に現れたのが、幻覚を操る能力持ちのクラーケンマルガム。ヴァルバラドですら太刀打ちできなかった、精神を攻めてくる幻覚に、ガッチャードとマジェードも苦戦を強いられます。素の戦闘力も高いのに、わざわざ、同士討ちを誘ってくるとは、陰湿な性格だ。しかし、その陰険な作戦に負けるようなマジェードじゃない。「ネミネムーン」に力を貸して貰う事で仮死状態になり、ガッチャードのキックを喰らった衝撃でやられたと見せかけ、相手が油断したところで、幻覚を生み出す器官を破壊。さすが、頭を使った攻撃をしてくる。「ブリザンモス」に続けて、「マックラーケン」の救出にも成功!! 確か、「バンバンブー」と最高の相性だったはずだから、変身音声は「竹垣ッッ 墨吐きッッ バンバンクラーケン!!」だろうな。宝太郎がロミオ、りんねがジュリエットを演じた演劇部の新歓舞台は大成功に終わり、りんねは新たな友人が出来て、良かった。一方で、「クラーケンマルガム」に負けた悔しさを断ち切るように、ヴァルバラッシャーの整備に集中していたスパナは、未だに毛嫌いしているラケシスが、ヴァルバラッシャーを手に、新たな戦力として加わる事に難色を示していましたね。これから、一体、どんな強敵が出てくるのやら・・・

 

 

 

コメント
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