夜も明けきらぬ早朝に土佐錦魚たちが入っている舟で産卵行動があった。
土佐錦魚 琉金ショートテールなど琉金タイプの採卵予定の個体を
雌雄分けずに入れてある。
これから雌雄を分けて採卵へ持って行こうとしていた矢先の産卵。
追尾・産卵している個体を確認。
網透明隣の白い土佐錦魚が琉金ショートテールに追尾され放卵している。
他の土佐錦魚の雌雄は放卵した卵を食べてはいるが
産卵行動には参加していない模様。
洗面器にラップとボディタオルを敷き
人工受精を行った。
産卵数が少なかったので上手く散らばらず塊になった卵も回収。
受精率は良いようだ。
受精から数時間経って卵が固くなったころに慎重に指で解きほぐして
卵塊の中に埋もれた卵にも酸素が行きわたる様にしてやった。
昨年 土佐錦魚の分譲会でゲットしておいた
網透明隣の個体。
パッと見は白い土佐錦魚に見えるが
鱗に光沢がなく艶消しの白なのである。
横にして見ると腹側には白銀の普通鱗が生えている。
おそらく、土佐錦魚から突然変異で生まれた所謂、モミジタイプか?
雌雄に関係なくゲットしておいて正解だった。
今回は産卵数が少なかったが次回の産卵に期待。
メインで採精した雄の琉金ショートテールたち。
右の個体は平付け三尾なのでキャリコトサキン作りに活用するため
この時まで長い間、温存してきた。
土佐錦魚の遺伝子を色濃く持った雌魚と
様々な色彩バリエーションを持ち合わせている琉金ショートテールの雄魚。
変わり種なキャリコトサキンが産まれてくることを願って。
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