2月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1306
ナイス数:127
かろうじて5冊!
2月もあっという間だったなぁ。
積読本の山はいつになったら減るんだろうか。
百貨の魔法の感想
「コンビニたそがれ堂」と同じような雰囲気の、同じく風早の街にある老舗百貨店が舞台の優しいファンタジー。経営陣も従業員も、お客さんも心から愛してやまない、昭和の時代のキラキラした百貨店。私が勤めていた百貨店とはかなり違うけど(笑)、この物語は大好きだ。キレイすぎる、ファンタジーすぎるかもしれないけど、せめて物語の中だけでも、美しく優しく力強い言葉に癒されたい。こんな世の中でも、夢や願いがかなうこともあるかもしれない、と思わせてくれる。性善説を信じたい私はまだまだ甘いのかな。
読了日:02月27日 著者:村山 早紀
末ながく、お幸せにの感想
結婚披露宴に招待された人たちが、新郎新婦に、そして自分の人生に想いを馳せつつスピーチを贈る。どの人もなかなか波瀾万丈な人生で、新郎新婦のこれからもきっと平坦な道のりではないだろうな、と思ってしまう。それでも、今日の日の気持ちを忘れずに歩んでいって欲しいな。こんな、細やかで融通のきく対応をしてくれる結婚式場がスゴいな、とへんなとこに感心してしまった(笑)
読了日:02月21日 著者:あさの あつこ
続・僕の姉ちゃんの感想
久々に益田ミリさんを読んだ。ほのぼのした絵柄で生々しいことを言う、相変わらずの鋭さと意地悪さと面倒臭さ(笑) 世の男性の幻想を打ち砕く姉ちゃんのぶっちゃけトーク。読んでるぶんには面白いけど、私はこういう女の子とあまり仲良くなりたいと思わない…。
読了日:02月14日 著者:益田ミリ
ファミリーデイズの感想
あきらめていた子供を授かった瀬尾さんと、のんびり屋でいい味出してる旦那さん、そしてやんちゃなお嬢ちゃんとの日々を綴るエッセイ。あっという間に小学生の我が子のことを懐かしく思い出しながら読んだ。些細なことに悩んだり、思いっきり親バカだったり、子供の言動に笑ったり感動したり。あたたかい家族だなぁ、とほのぼのした。いつも思うけど、作家やアーティストの子供っていいなぁ。自分のことをこんなにも愛情込めて詳しく残しておいてもらえるんだもの。
読了日:02月13日 著者:瀬尾 まいこ
エストロゲンの感想
50歳手前の女性たちの恋愛模様。同世代の私は、わかるような、わからんような(笑)他にエネルギーの持って行きどころがないんかいな?!って気がしましたけどね。登場人物たちと自分のタイプが違いすぎてファンタジー小説っぽく読みました。ま、私も友達から”いよいよ閉経って頃に、本能的に男盛りの男性を好きになるらしいよー”という話を聞いたとこだから、リアルな話なのかもしれないけど。
読了日:02月08日 著者:甘糟 りり子
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