シャーリーズ・セロン主演の「スタンドアップ」
原題は「NORTH COUNTRY」
なんでこうもかけ離れた邦題になったんだろ。
月9ドラマみたいなタイトルやん・・・。
この映画の詳しい内容を知るまで、”虐げられてる女の人が、
立ち上がり、社会に認められてハッピーエンド”って 元気の出る、
人生賛歌みたいな映画だと思ってました。
そんな、とんでもない!
ま、大筋はそうなんだけど、めちゃめちゃ気の滅入る、
へヴィーな話でございました。
DV夫に耐えられず、ミネソタの実家に子供2人を連れて戻った、
ジョージイ(シャーリーズ・セロン)。
仕事はキツイが給料のいい炭鉱で働くことにするが、そこは男の社会。
数少ない女性労働者は セクハラ、いじめの対象でしかなく、
”男の職を奪う存在”とまで言われる屈辱的な日々・・・。
とうとう耐えかねたジョージイは、地元出身の弁護士(ウディ・ハレルソン)を
頼りに、会社相手に訴訟を起こす決意をする。
まー なんてことでしょう!!
言葉を失うほどに えげつない男どもの幼稚で低脳で
下品な嫌がらせの数々。胸くそが悪くなります。おっと失礼。
私はこういう男ばっかりの集団の中に入ったことがないので
わかりませんが、今でも社会の中でセクシャル・ハラスメントや
パワー・ハラスメントはあると思います。
それにしても、ここまでひどいとは。そして、女性も、職を失うのが
怖くて声を出せず、黙って耐えるしかないとは。
観ていてムカムカしてきます。
そんな中、女性たちの代表として男たちと渡り合うグローリー役の
フランシス・マクドーマンが 男前でかっこいい!
(注:女ですよ。男前な女ってことで。)
そして、グローリーの夫役の ショーン・ビーン!
いつものえらそぶったインテリな悪役とは違い、(いや、好きですけど)
おおらかで優しくて ステキです。
さらに、弁護士役のウディ・ハレルソン!
いつもなら 下衆でむかつく、悪い男、この映画なら労働者側のリーダー格を
やりそうな彼が、今回は頼れる弁護士さんかつ、地元のヒーロー
(ただし、現在は負け犬よばわり)を演じるなんて。
ステキじゃないですか。いいじゃないですか、ウディ!
「NY式ハッピー・セラピー」での彼にもびびったが、
ひと皮むけた、って感じでしょうか。いいねいいねー。
ああー 私ってば、どうしてシャーリーズよりこっちの方が気になるのでしょう?
あっ、話がそれてしまいました。
誰がどう見ても美人、という外見にとらわれることを嫌うシャーリーズ、
今回は炭鉱で顔を真っ黒にしてがんばってます。
完璧な人間じゃないけど、人様に恥じることなく、力強く生きていこうとする
彼女を思わず応援したくなってしまいます。
実話を元にしているそうですが、ええ話です。
彼女の頑張りが、働く女性達の礎を築いたと言えるのでしょう。
女をなめたらいかんぜよ!!
しかし!(以下ちょっとネタバレかも)
”身持ちの悪い女”であることを裁判で証明する件、
ジョージイの過去、あれは あそこまで過酷な話にする必要が
あったんでしょうか・・・。
あの話なしに 裁判を進める展開にはできなかったんでしょうか。
観ていて すごくいたたまれない気持ちになって 辛かったです。
彼女自身、彼女の両親、そして子供の気持ちを考えると
あんな形で真実を明らかにするのは 残酷すぎます。
それを乗り越えるところが感動的なのかもしれませんが
なんとも辛い話です。
マジメでいい話だと思いますが、デートムービーにはオススメしないなぁ。
それにしても 上映期間が短いっ!!
梅田のシネコンで2週間だよー。
原題は「NORTH COUNTRY」
なんでこうもかけ離れた邦題になったんだろ。
月9ドラマみたいなタイトルやん・・・。
この映画の詳しい内容を知るまで、”虐げられてる女の人が、
立ち上がり、社会に認められてハッピーエンド”って 元気の出る、
人生賛歌みたいな映画だと思ってました。
そんな、とんでもない!
ま、大筋はそうなんだけど、めちゃめちゃ気の滅入る、
へヴィーな話でございました。
DV夫に耐えられず、ミネソタの実家に子供2人を連れて戻った、
ジョージイ(シャーリーズ・セロン)。
仕事はキツイが給料のいい炭鉱で働くことにするが、そこは男の社会。
数少ない女性労働者は セクハラ、いじめの対象でしかなく、
”男の職を奪う存在”とまで言われる屈辱的な日々・・・。
とうとう耐えかねたジョージイは、地元出身の弁護士(ウディ・ハレルソン)を
頼りに、会社相手に訴訟を起こす決意をする。
まー なんてことでしょう!!
言葉を失うほどに えげつない男どもの幼稚で低脳で
下品な嫌がらせの数々。胸くそが悪くなります。おっと失礼。
私はこういう男ばっかりの集団の中に入ったことがないので
わかりませんが、今でも社会の中でセクシャル・ハラスメントや
パワー・ハラスメントはあると思います。
それにしても、ここまでひどいとは。そして、女性も、職を失うのが
怖くて声を出せず、黙って耐えるしかないとは。
観ていてムカムカしてきます。
そんな中、女性たちの代表として男たちと渡り合うグローリー役の
フランシス・マクドーマンが 男前でかっこいい!
(注:女ですよ。男前な女ってことで。)
そして、グローリーの夫役の ショーン・ビーン!
いつものえらそぶったインテリな悪役とは違い、(いや、好きですけど)
おおらかで優しくて ステキです。
さらに、弁護士役のウディ・ハレルソン!
いつもなら 下衆でむかつく、悪い男、この映画なら労働者側のリーダー格を
やりそうな彼が、今回は頼れる弁護士さんかつ、地元のヒーロー
(ただし、現在は負け犬よばわり)を演じるなんて。
ステキじゃないですか。いいじゃないですか、ウディ!
「NY式ハッピー・セラピー」での彼にもびびったが、
ひと皮むけた、って感じでしょうか。いいねいいねー。
ああー 私ってば、どうしてシャーリーズよりこっちの方が気になるのでしょう?
あっ、話がそれてしまいました。
誰がどう見ても美人、という外見にとらわれることを嫌うシャーリーズ、
今回は炭鉱で顔を真っ黒にしてがんばってます。
完璧な人間じゃないけど、人様に恥じることなく、力強く生きていこうとする
彼女を思わず応援したくなってしまいます。
実話を元にしているそうですが、ええ話です。
彼女の頑張りが、働く女性達の礎を築いたと言えるのでしょう。
女をなめたらいかんぜよ!!
しかし!(以下ちょっとネタバレかも)
”身持ちの悪い女”であることを裁判で証明する件、
ジョージイの過去、あれは あそこまで過酷な話にする必要が
あったんでしょうか・・・。
あの話なしに 裁判を進める展開にはできなかったんでしょうか。
観ていて すごくいたたまれない気持ちになって 辛かったです。
彼女自身、彼女の両親、そして子供の気持ちを考えると
あんな形で真実を明らかにするのは 残酷すぎます。
それを乗り越えるところが感動的なのかもしれませんが
なんとも辛い話です。
マジメでいい話だと思いますが、デートムービーにはオススメしないなぁ。
それにしても 上映期間が短いっ!!
梅田のシネコンで2週間だよー。
シャーリーはオスカー・ゲット以降、
こういう女性の話ばっか
意識して選んでるのだろうか。
無理せず?←してるかどうか謎だけど
美しくてハッピーなのにも
出てほしいですね。
私も近いうちにレビューにしようと思っているんですが、最近、感動しても、記事に出来ない映画が多いの;;;
確かに邦題はいただけなかったかもしれませんね(笑)
セロンを軸に彼女の周りの家族・友人・同僚たちを演じる役者陣がすばらしい演技を披露してくれた映画でした。
仰るように裁判のシーンは酷だと思いました。でもこれが史実であり前例のない命題に裁く側も裁かれる側もそれぞれの立場で“勝ち”に行っていると思います。ゆえに監督はこのシーンをあそこまで掘り下げたんだと思います。勝利を勝ち取ったジョージーのためにも!
セロンは上手くなったな~
TBしますね~
シャーリーズ、普通に美貌をウリにしても
いいと思うんだけどね(笑)
もう、ルックスだけの女優さんじゃない、って
認識も浸透しただろうし。ニコールみたいに
コメディに走ってしまうんだろうか?!
>Kimさん
確かに、正視に耐えない、ってほどではなかったけど
いやー、でもキツかった。もし自分だったら・・・と
思うと。
こういうストレートに良い話って、素直に感想述べるのが
ちょっと照れくさい部分も自分の中にあるのかもしれないなー。
>cyazさん
そうですね、キレイ事だけじゃない、ってことなんですね。
訴える側も、負けるわけにいかないものね。
残酷な事実だけけど、受け止めて乗り越えることに意義がある!
がんばれジョージィ一家!
>choroさん
素直に観て素直に感動できる映画ですね。
セロンの今後に期待!ですね。
男の人にも観て欲しい映画ではあります。
シャーリーズ・セロンがかっこよかったし、
セクハラ以外にも様々な事を考えさせられました^^)
女というだけで普通に仕事するのも大変だったり
ナメられたり いろいろとね・・・。
いまだにそうなんだから ジョージイたちの状況は
想像を絶しますね。
この映画、なかなか感想が書けずにいました。
ええ、kinoさんと同じくあまりにも胸クソ悪くて。(あら、失礼)
ジョージーとお父さんの心が通うシーンはよかったですが、今回のシャーリーズ・セロンは私はちょっとノレなかったみたいです。残念。でもそのかわりフランシス・マクドーマンドが存在感あり!でしたね。
kinoさんのおっしゃる通りホント、男前!いいわ~。
カイル&グローリー夫婦、お手本にしたいくらいでした。
カッコイイ大人の女、フランシス・マクドーマンと
ショーン・ビーンはナイスカップルですね。
この映画、この2人がいなかったら もっともっと
胸クソ悪い(おっと失礼) 映画だったでしょうね。