目の中のリンゴ

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「ラーメンガール」いつまでたってもこんな風

2010年02月12日 | 映画タイトル や・ら・わ行
昨年12月に急逝したブリタニー・マーフィの主演作。
東京ロケしてたし、もうちょっと話題になるかと
思ってたけど、そうでもなかったですね。

「ラーメンガール」(THE RAMEN GIRL 2008年・米)

彼を追いかけて東京にやってきた
アメリカ人のアビー(ブリタニー・マーフィ)。
彼に振られて失意の底で食べた
ラーメンの美味しさに感動して
弟子入り志願する。
頑固オヤジ店主(西田敏行)の
しごきに耐えて一人前になれるのか???

うーん ハリウッド映画の日本って
いつまでたってもこんな風なのねぇ・・・。
ポスターだってこんなんだし。

お話自体は想像のつくハートウォーミング系
ハッピーエンドで、ブリタニーも
キュートかつ頑張ってたと思います。
細部を突っ込んでも仕方ないのかも、
と思えてしまいます。
でも、気になるから書きます(笑)

1年やそこらの、あんな修行で
免許皆伝かいっ?!
ラーメン屋のシーンになるとかかる音楽、
なんで中国風?
新しい彼、なんでわざわざ韓国系?
(日本という国になじめない同士という
共通点を感じさせたかったのか???)
その彼の部屋のインテリア、絶対おかしい。
なんで振袖や雛人形が飾られてるのか?
お神輿に外国人の、それも女性が乗るって
普通ありえへんのでは・・・
(絵的には良いんだろうけど)

そして、痛いことにラーメンがまずそう
観終わっても、ラーメン食べたくならない(悲)

こういう映画、日本人関係者は
”これはおかしい”とかいう
意見を挟めないもんなんでしょうか。
西田敏行とか余貴美子とか山崎努とか
石橋蓮司とか、かなりの豪華キャストが
こういう妙な日本人を演じてると
なんだかなぁ・・・と残念な気持ちになります。

西田敏行演じる店主の
ラーメンへの愛情とか
美味しいラーメンをつくる手順とか
もっと描いて欲しかった。
そして、人間的にもただの意地悪オヤジみたいで。
修行も、嫌がらせにしか見えないもん。
もうちょっと心温まる交流を見せて欲しかった。

さまざまなエピソードやキャラが
ちりばめてあるのに、もったいないなぁ。
はぁ・・・。

ブリタニー、元気でちょっとはすっぱな役が
とても似合う、可愛い女優さんだったのに
本当に残念です。
改めてご冥福をお祈りします。
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