目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

9月に読んだ本

2023年10月05日 | 読書
9月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1064
ナイス数:211

読書の秋。急に寒いぐらいになって戸惑ってます。
この夏は映画を比較的観ました。
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング」
「トランスフォーマー/ビースト覚醒」
「君たちはどう生きるか」
「キングダム 運命の炎」
「バービー」
「アステロイド・シティ」
「ホーンテッドマンション」

どれも面白かった!以前のように感想書けなくなったなぁ…

積読本はいっこうに減らず。

噓つきジェンガ噓つきジェンガ感想
詐欺がテーマの短編集。コロナ禍の大学生が詐欺グループに巻き込まれてしまう話、中学受験の裏口入学の話、人気漫画原作者になりすましてファンと交流を重ねる話。どれも本当にありそうな身近な詐欺で、ちょっとした不安につけこまれてしまう怖さ。どれもドキドキしながら読まされる。そして、どれも後味がよく前向きな結末なのが私としては本当に好きだ。辻村さんの優しさだろうか。嘘を重ねて重ねて、時々危なくなってドキドキして、全てが崩れるのは一瞬で。「嘘つきジェンガ」、うまいタイトル。
読了日:09月28日 著者:辻村 深月

あなたはここにいなくともあなたはここにいなくとも感想
死の気配が色濃いのに、あたたかく前向きな気持ちになれる短編集。人生の終わりに向かっていくとき、後悔や悲しみでいっぱいになるのは寂しい。幸せや楽しいことの思い出が胸に残る生き方でありたいと思った。町田そのこさん、好きだ。栗の渋皮煮の大変さは作ったことのある人にしかわからんと思う…想像以上のしんどさよ!
読了日:09月16日 著者:町田 そのこ

踏切の幽霊踏切の幽霊感想
社会部記者から女性誌のライターになったベテランの松田。心霊写真の特集を担当することになり、ある踏切に現れた女性の姿に何かを感じて取材をすすめるうち、隠された真相に迫っていく。読み始めの印象と違う社会派ミステリー。イッキに読めた。無惨に殺され怨念を抱いて彷徨う全ての幽霊が、こんな力を発揮して恨みを晴らして成仏できたら良いのに!と思った。世の中にはいろんな事情から明らかにできないこともあるんだね。最後まで出てこなかったけど、彼女の名前を呼んであげて欲しかったな。
読了日:09月05日 著者:高野 和明

赤い月の香り赤い月の香り感想
好きだった「透明な夜の香り」の続編。調香師、朔に新たに雇われた朝倉満。彼にも逃れられない過去があり… 。 相変わらずすごい朔の能力。接する人のわずかな体の不調や感情の揺れも嗅ぎとってしまう。それはとてもしんどいことだろうな、と思う。まだ続くのだろうか?次は新城と朔の過去も知りたい。あそこまでガサツでいろんな匂いを振り撒いてる新城を、なぜ身近に置いているのか?(前作にありましたか??忘れてたらごめんなさい…)
読了日:09月02日 著者:千早 茜

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