スピッツ 「CYCLE HIT」

先日ギョーザを作りながら聴いていたのは　
スピッツのベスト盤、
「CYCLE HIT 1991-1997」「CYCLE HIT 1997-2005」です。

以前出たベスト盤、「RECYCLE」も大好きで、
よーく聴いていたのだけど、このたび出たこの２枚のCDも
ちょっと悩んだものの　両方とも買ってしまった・・・。
やっぱり”切ない”は私のツボなキーワードなのです。

最近のハヤリ、ぜんぜんわかりません。
たまに気に入った洋楽のCDを買うけど、
あんまり買わないなぁ。
この前に買ったのは　マドンナの「Confessions On A Dancefloor」。
ミーハーに、オレンジレンジだの、ケツメイシだ
コブクロだ、レミオロメンだと聴いてるダンナを横目に・・・。
（'80年代ロックか、このようなハヤリものかという両極端な趣味！）

私は音楽、あんまり聴かない方かな。
パソコンで文章を書く時は、テレビや音楽は
気が散るので　かけないしなぁ。
家ではのんびりしてる時間もないし、通勤電車の時間も短いし、
デジタルプレーヤーも、旦那のお下がりの古いのデス。

スピッツも、メンバーは何人で、デビューはいつで、とか
そういうことは興味ないんだけど、
曲が純粋に好き！！
特にシングルCDを買ったわけでも、主題歌になってたドラマか何かを
一生懸命見ていたわけでもないのに、
このベストCDを聴くと、知ってる曲が多いことに驚きます。
テレビやラジオをあんまり視聴しない私でもそうなんだから
いかに世の中に流れてたか、ってことですよね。
そして、いかに　彼らの曲が耳に残るか・・・。

もう、なんとも言えず胸がキューっとなるくらいに切ない！！
草野マサムネの独特な声と、メロディーラインが
どうしたらこんなに美しい曲ができるの？？というくらいに。

たとえば「ロビンソン」の
♪待ちぶせた夢のほとり　驚いた君の瞳　
そして僕ら今ここで　生まれ変るよ♪　なんて　
何回聴いても泣けそうだし
「空も飛べるはず」の
♪君と出会った奇跡が　この胸にあふれてる
きっと今は自由に空も飛べるはず♪
も、すごく耳に残る。
どこかで聴いたことのあるような、シンプルなメロディだけど
普遍的に切ないのだよねぇ・・・。

スピッツねぇ・・・と侮ることなかれ。
ほんとに、この２枚のCDはとってもいい曲ぞろいだから！

「CYCLE HIT 1991-1997」
ヒバリのこころ
夏の魔物
魔女旅に出る
惑星のかけら
日なたの窓に憧れて
裸のままで
君が想い出になる前に
空も飛べるはず
青い車
スパイダー
ロビンソン
涙がキラリ☆
チェリー
渚
スカーレット
めざめ

「CYCLE HIT 1997-2005」
夢じゃない
運命の人
冷たい頬
楓
流れ星
ホタル
メモリーズ
遥か
夢追い虫
さわって・変って
ハネモノ
水色の街
スターゲイザー
正夢
春の歌