目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「007 スカイフォール」 007は永遠に不滅です

2013年04月24日 | 映画タイトル さ行
毎回悩む、「007」の分類どこか?
”ダブルオーセブン”のタ行か、”スカイフォール”のサ行か。

ダニエル・クレイグ演じるボンドの3作目、
「007 スカイフォール」(Skyfall 2012年・英米)

ほんと、こういう映画は映画館で観たいなぁ。
観たのは3日ほど前ですが、まだ
主題歌、アデルの「Skyfall」が頭をグルグル回ってる。
(↑アカデミー賞受賞)

今回のはイイ、という噂は聞いていたのですが
やっぱりイイ!
でも、昔の007ファンには納得いかないところも
多いんだろうなぁと思える映画。

私も、昔のはほとんど観たことないんだけど、
ダンディで粋なボンドがボンドガールと
いちゃいちゃする合間に、敵と派手に戦う、っていう
娯楽映画・・・というイメージ。
ダニエル・クレイグになってから、
めっきりシリアスだもんなぁ。
いつ観てもサル顔だし、どこがエエの?と
思うけど、動いてるダニエルは
めっちゃカッコイイんだよなー。

もとい。
潜入エージェントのリストが奪われ、
それを奪回しようとトルコ・グランドバザールの
屋根をバイクでチェイス、という冒頭から引き込まれ
あっという間の2時間強。

狙撃失敗で味方に撃たれ、死んだと思われたボンドは
MI6本部爆破のニュースを知るや
ロンドンのMの元にかけつける。
MI6は存続の是非を問われ、
Mも引退勧告を受けるが・・・

その首謀者を追っていくと、
それは元エージェントのシルヴァ(ハビエル・バルデム)。
かつて優秀だった彼は任務の失敗により
切り捨てられ、Mに憎悪を募らせていた。

ハビエル・バルデム、あの濃い~顔で
金髪に染め悪役に。
(あの顔のデカさ、変装に差し障りありそうです)
あの粘着質で不気味な悪役ぶりは
なかなかでした。
Mへの屈折した愛。
ラストには切なく感じるほどでした。

今回のツボは新Qですなぁ。
ベン・ウィンショー演じる、オタク君風Q。
スマートなハイテク武器を出してきます。
いざって時にアワアワしちゃう様子もかわいくて(?)
今後も継続して出てくれるのか、楽しみです。

今回のテーマは新旧、破壊と再生?
最新武器の一方で、仕掛け満載のアストンマーチンも
しっかり出てきます。

そして舞台は”スカイフォール”に。
地名だったんだねぇ。
荒涼としたスコットランドの荒野に立つ
ボンドの実家。
そこを凄惨な修羅場にしてしまうことに
何の迷いもなかったんだろうか・・・
焼け落ちる家はボンドの過去を燃やし尽くすのだろうか。

観終わってみると、アデルのあの主題歌は
本当にぴったり。
もう一回タイトルロール観ちゃったわ。

そして、貫禄のついたレイフ・ファインズが
キャスティングされていたわけが最後に。

007は永遠に不滅です。
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2 コメント

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Unknown (カオリ)
2013-04-24 18:55:54
もうDVDになったんですね!
そうそう、動いてるダニエル・クレイグはほんとかっこいいですよねー。わたしもダニエル版ボンドから007を観始めたクチです。

あのスカイフォールの荒涼とした光景は忘れられませんね。タイトルロールも。また観たくなっちゃったわ。

TBしました。
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スカイフォール (kino)
2013-04-25 10:13:26
>カオリさん
そうなんですよねー。ダニエル、やっぱりカッコイイ!
でも、無骨過ぎる感じかしら??
私は、少し前のボンド、ティモシー・ダルトンが好きだったんだけど、
2作くらいで降板したような・・・。
”スカイフォール”、本当に印象的でした。
アデルの歌、まだ耳に残ってます。
TBありがとうございました!
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