イマドキなタイトルが気になっていた本。
図書館で目に付いたので読んでみました。
「桐島、部活やめるってよ」
(朝井リョウ 集英社)
著者は現役大学生男子。平成生まれだそうです・・・。
17歳・高校生男女の日常をリアルに描いた短編集。
一章ごとに主人公は変わるけど、登場人物はリンクしてるという
よくある手法。
特に事件がおきるわけではなく
バレーボール部のキャプテン、
桐島君が部活をやめた、らしいのですが、
まぁ、それはメインではなく・・・。
クラスメートの中の階級や、
いかにオシャレにかっこよく・かわいく
制服や体操服を着飾るか、
彼氏彼女の話、部活の話、と
他愛のない話です。
そんな中でモヤモヤを胸に抱きつつ
漠然とした未来への不安や
自分の中のドロっとした感情を
さらっと描いてます。
基本的には私が高校生だった頃とは変わらないけど
いやー、階級が「上」とか「下」とか
自分の身の丈に合わないオシャレは
してはいけないのだ、とか大変ですなぁ。
高校生のくせに茶髪&くしゅくしゅパーマに
前髪ピン止めの男の子の方が
私=オバチャンは好かんけど(笑)
そして、制服着た女の子が
化粧やネイルする必要もないと思うんやけど・・・。
そんな中でも、孤立したくないがための”友達”の
目を気にしているより、”自分”をしっかり持ってるヤツの方が
輝いてる、なんて描き方は定石どおりでがっかり。
こういうとこでは優等生的なのねー?
同年代の作家さんならではの青春モノで
ちょっと切ない気持ちにはさせられました。
高校生が読んだら自分のことだ!って思うんやろうね。
私が勉強になったことは、
しっかりメイクしてオシャレしてる女子も
部活はやってるんやなぁ~ってことと、
関東における主要私立大学って”MARCH”と
呼ばれているのか!ということ。
(M:明治 A:青山学院 R:立教 C:中央 H:法政)
私は大阪だから、これらの大学に進学した友達は
ほとんどいないから、全くなじみがなかった!
関西における”関関同立”ってとこかな?
この作家さんの新刊は「チア男子!!」だそうですが
待ちがなくなった頃に借りてみようかな。
図書館で目に付いたので読んでみました。
「桐島、部活やめるってよ」
(朝井リョウ 集英社)
著者は現役大学生男子。平成生まれだそうです・・・。
17歳・高校生男女の日常をリアルに描いた短編集。
一章ごとに主人公は変わるけど、登場人物はリンクしてるという
よくある手法。
特に事件がおきるわけではなく
バレーボール部のキャプテン、
桐島君が部活をやめた、らしいのですが、
まぁ、それはメインではなく・・・。
クラスメートの中の階級や、
いかにオシャレにかっこよく・かわいく
制服や体操服を着飾るか、
彼氏彼女の話、部活の話、と
他愛のない話です。
そんな中でモヤモヤを胸に抱きつつ
漠然とした未来への不安や
自分の中のドロっとした感情を
さらっと描いてます。
基本的には私が高校生だった頃とは変わらないけど
いやー、階級が「上」とか「下」とか
自分の身の丈に合わないオシャレは
してはいけないのだ、とか大変ですなぁ。
高校生のくせに茶髪&くしゅくしゅパーマに
前髪ピン止めの男の子の方が
私=オバチャンは好かんけど(笑)
そして、制服着た女の子が
化粧やネイルする必要もないと思うんやけど・・・。
そんな中でも、孤立したくないがための”友達”の
目を気にしているより、”自分”をしっかり持ってるヤツの方が
輝いてる、なんて描き方は定石どおりでがっかり。
こういうとこでは優等生的なのねー?
同年代の作家さんならではの青春モノで
ちょっと切ない気持ちにはさせられました。
高校生が読んだら自分のことだ!って思うんやろうね。
私が勉強になったことは、
しっかりメイクしてオシャレしてる女子も
部活はやってるんやなぁ~ってことと、
関東における主要私立大学って”MARCH”と
呼ばれているのか!ということ。
(M:明治 A:青山学院 R:立教 C:中央 H:法政)
私は大阪だから、これらの大学に進学した友達は
ほとんどいないから、全くなじみがなかった!
関西における”関関同立”ってとこかな?
この作家さんの新刊は「チア男子!!」だそうですが
待ちがなくなった頃に借りてみようかな。
なんて、思ってしまう私は立派な昭和産まれですね(笑)
私もたぶん、kinoさんと同じ
高校生がメイクする必要もわからんし
前髪ピンで留めてる男子もイヤだ~
きっと価値観が違うんだろうなぁ。
でも確かに私達の世代でも大学にカラーってありましたよね。
いくら賢くても国立大学に行ってる子より
私立名門に行ってる子のほうが垢抜けててオシャレ。みたいな。
その辺の感覚はやっぱり環境によって形成されるところも大きいんでしょうねー
著者は現役大学生なのかーー
うーーーむ。。。。
MARCHに入ってない早慶は別格みたい。
無難なところで・・・ってレベルの進学したい私立大学
ってことかな。
主人公たちより倍以上も年とってる私としては
(親くらいの年齢だったわ(笑))
共感は通り越して、イマドキの高校生の生態を垣間見る感じでした。
著者近影も、イマドキ風の男の子でしたわ。
きっと、非常にリアルな描写なんでしょうね。
帯の文句ほど高評価される小説か??と思いますが
キレイで読みやすい文章ではありました。
私もこの本気になっていたのですが図書館の予約待ちの人数が半端じゃなかったので「まぁ完全に話題ではなくなった頃にでも・・・」と長期計画をしていました。
んが、kinoさんのレビューでもう読んだ気になってしまったからいいかな。(笑)
MARCHというのは私も知りませんでした。
早慶は別格かぁ、なるほど・・・。
今は若さ故の同世代目線の作品でいけても今後
作家としてどう成長していくのか難しいかも、ですねぇ。
ええ、わざわざ順番待ちして読むほどのものではないかと。
(1時間で読めるんじゃないかなぁ)
うちの図書館では棚に並んでました。(利用者の年齢層が高そうだから?)
”女子大生作家”で人気だった人もいましたね、昔・・・。
今後が楽しみといえば楽しみなのですが、あまり興味はありません(笑)