前日夜に求人応募のメールを送ったレストランから、今日の午後に面接どうですか?という旨のメールを受け取る。
ガクブル!!!
なんて急展開!!
もちろん受けに行くが...
急に面接が決まってナーバスになる。
スーパーでの買い物も程々に、家でフランス語の復習。
サイトの掲示板には「フランス語:ある程度仕事で使える」になっていたしなぁ。どうなんやろ。
面接してくれる人は日本人だけど、面接がフランス語で行われたらどうしよう。簡単なフランス語のテスト(会話とか)はありそう。。。
一応フランス語で簡単な自己紹介ができるように予習しておく私。
アノンスの文面から、面接担当がどういう人物なのか姉と色々考察。
うぅむ。効率重視そうだな。高いレベルの人を求めていたらどうしよう。
「別にここがダメでも面接の練習だと思えば良いよ。」
「恥をかいたらその時だよ」
「選ぶのは自分じゃなくて相手だよ。」
チキチキチキる私に、アドバイスする姉と、ブツブツと唱える私。
姉と近くまで来たが、一人別れて10分前に店の前で待機。
まだ来ない。そわそわ。
〔あの日本人ぽいおじさんがそうかな?!あ、違う...。ソワソワ。なんか隣のお店の人が不審そうにこっちを見ている気がするなぁ。ソワソワ。...こっちの子供かぁわぁゔぃゔぃ〜!❳
ソワソワするので店の前に出ているメニューを見てみる。
❲.....ぜっんぜんわかんねぇぇぇぇ!!!!やべぇ、ちょっと辞書で調べてみよう。日本語見てもぜんっっぜんピンとこねぇぇぇ!!〕
そんなこんなしているうちに、担当の人が来た。
若い男性。
普通に日本語で、ものすごくフランクな感じで面接が始まる。
面接といっても聞かれたことは、いつ来たの?どこに住んでるの?いつまで働けるの?体力的に大丈夫そう?飲食店の経験はある?
とかそんなこと。
むしろ彼の方がめちゃめちゃいっぱい喋ったので、私は「はぁ」とか「ほぉ」とか「へぇ」な〜んていう、お得意のしょっぱい相づちと顔芸を始終していただけだった。
どういう人が働いていて、どういうお店にしていきたいか、どういう経歴なのか、彼の考えなどを色々説明してもらった。
雑談もして、1時間後くらいに終了。
思ったより時間かかっちゃったな。
姉に連絡して、近くで散歩して待っていた姉と合流。
どういう感じだったか、例によって私の一方的なマシンガントークで報告。
ちょっと座ろうということで近くの公園に入ったところで、さっき面接してくれた男性に遭遇。
「?!」
にょにょにょにょにょにょ...!!!
なにせ、さっきの面接のことをペチャクチャと話していたところだったから。
まずいことに、姉がちょうどその時「面接官、格好良かった?」なーんて聞くからさー(笑)んまったくなんてタイミング?(笑)
ほら。私って口が悪くてノリが辛口だから。姉にはそれが私なりのユーモアだとわかるけど、他人が聞いたら不愉快かもねん。
いや、そんな悪口は言ってないんだけど。
ってなことがあってその日は帰りました。
ふーやれやれ。
姉が作る「食事」。
いやー泣けるねぇ。
パンかお菓子が主食で、まともな料理を作れない作らないあたしにとってはカルチャーショックがいっぱい。
文化的な食生活だ。
人間世界で生きるということは私にとっては生きにくいが、それはそれで面白いのだ。
まだジャングルに帰らない。