SIDEWALK TALK

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年の瀬雑記

2012-12-30 13:07:19 | うんちく・小ネタ
Closed表向き、会社は昨日で仕事納めだったんだけど、
多少の残務があって出社している。
年末ギリギリまで仕事があるというのは、悪いことじゃない。
商売人は忙しい方がいいのだ。


ちょっと時間ができたから、ブログを書こうとラップトップに向かっている。
去年の今ごろはどんな記事を投稿してたんだろう?と思い、
バックナンバーを見てみた。


東日本大震災の被災地に思いを寄せている記事が多かった。
ことし明らかにそれ関連の内容が減っているのは、
復興が進んだからじゃなく、僕の中でも風化がはじまっているからだろう。
もう一度、スタートラインに立ってギアを入れ直さなきゃと自戒した。


今日の仕事は4時過ぎには終わると思う。
帰ったら一杯やりながらテレビをみようと思うのだけど、
オッサンになったせいだろう、みたい番組がひとつもない。
またテレビ局の方も連ドラの一挙放送とか、内容がひどい。
というか、ユーモアも知恵も無い。


年末はホント忙しかったんだけど、
元日から6日までひとつも予定がない。
この極端さもどうかと思うけど、幸せっちゃ幸せなことなんだろう。


とりとめなくなってきたので、ここいらで止める。
ともかく、2012年が終わろうとしている。
来年はいい年であってほしい、ただそれだけ。
よいお年を!

I'll keep walking on this complication shakedown


やがてこの街に冬が訪れる 君がいなくても

2012-12-27 15:43:37 | うんちく・小ネタ
Cobratwist僕みたいな人、多いと思うけど、
毎年、年賀状が後手後手になる。
きょう、ようやく重い腰あげて年賀状づくりをはじめた。


まずは宛名面。
住所録をチェックして、喪中ハガキをチェックして、新しい友だちを入力して、
いざスタート!


!!!(゜ロ゜屮)屮
レーザープリンター、印刷がにじんでる。
リコーさんに電話して対処策を聞いたんだけど、釈然としない。
で、カスタマーサービスの人を待ってるという状況。


年賀状なんてださなくても、新年はくるんだけど...
やっぱ浮世の義理というか、世間のしがらみというか、
ま、何とかやってみます!


道成寺 - The Dream goes on -

2012-12-24 10:37:47 | アート・文化
Dojoji酔狂なことに、僕は大学時代、能楽を少しかじった。
それなりに稽古もしたし、能の歴史や体系も学んだけど、
卒業後はフェイドアウトするように能から離れた。
けれど、果敢にも(無謀というべきか?)、
能の世界に飛び込んでいった先輩や後輩がいる。


今般、プロの能楽師になった後輩が『道成寺』を披いた。
素人解釈で言わせてもらうと、
『道成寺』は最高峰の演目に位置している。
彼にとっても特別な演目にちがいなく、
『道成寺』を披いたことは
彼の能楽師としてのフェイズを更新したことになると思う。


この演目のクライマックスのひとつは「鐘入り」という所作なのだが、
その鐘入りの際に他流派だと鐘の直下から入るのが一般的。
櫻間家では「斜入」と称して斜めから鐘に入る。
これは非常に危険で、
タイミングが合わないと鐘にぶつかるだけでなく、
下手をすれば釣鐘の下敷きになってしまう。
ことに金春流、とりわけ櫻間派にとって、
『道成寺』はさらに特別な存在だろう。


世襲、血脈主義がメインストリームの伝統芸能の世界で、
二十歳を過ぎてからその道を歩くことの困難さは言うまでもない。
僕は観能にいけなかったが、聞くところによると、
舞台は大成功で、能楽堂もフルハウスだったとのこと。
夢を叶えた後輩に最大限の祝意を贈りたい。


おめでとう!
The Dream goes on

ネットの言論規制と検閲

2012-12-21 10:14:53 | デジタル・インターネット
Http2今回はじめて知ったんだけど、
国連の下部組織に国際電気通信連合(ITU)というのがあって、
ドバイでおこなわれた国際会議で国際的な通信規則が改正された。
日本では総選挙期間中ということもあって
ほとんど報道されなかったが、
米英の主要メディアでは大きく取り上げられていた。


ご多分に漏れず、先進国 vs 新興国という図式で会議は進み、
日米欧が署名拒否という結果に終わった。
この改正は、一見、アドレスやドメイン名の管理を独占している
アメリカのインターネット・ビジネスを批判しているように見て取れる。
事実、そうだろう。けど、それだけじゃないのは明々白々だ。


改正案に積極的に賛成しているのは、ロシア・中国・中東諸国。
政府による「検閲」や「遮断」などを認めるというのだ。
言うまでもなく、「アラブの春」を念頭に置いたものだろう。
非民主国はネット、とりわけSNSに脅威を感じているにちがいない。


今回採択された改正案は、「ネットの言論規制」強化に
国連がお墨付きを与えたともいえる。
これはインターネット世界だけの問題じゃなく、
もっと重要な何ごとかを孕んでいる気がするのは、
僕の過剰反応なんだろうか?

Electric Garden

2012-12-19 14:12:47 | 国際・政治
Nuclear_power先月末だったか、電力会社から電話があった。
電気料金改正(平たくいえば値上げ)についての説明をしたいので
弊社の担当者を教えてくれ、という内容だという。
で、電話を替わると、電話の主は幼気な(と思われる)女性社員だった。


あぁ、かわいそうに...
この娘は、ここんとこ毎日、朝から晩までこの電話をしてるのか
と思うと、すこし気の毒になった。
なかには、スゴい剣幕でどやしつける人もいるだろうに。
僕ならすぐに心が折れて、早退してしまうにちがいない。


とはいえ説明するのは電話の女子社員じゃなくて、
後日、弊社の値上げ内容を記載した資料を送付して、
別の担当者が説明(と謝罪)に来社するという。
その人も、100%同情はしないけど、お気の毒といえばお気の毒な役回りだ。


誰だって、値上げは嫌だ。
寡占どころか完全な独占状態にある電力会社の殿様体質や、
総括原価方式という悪魔の価格設定ルールにも、ひと言いいたい。
けど、議論や値切り交渉の余地はないだろう。


説明に来られたところで厭味のひとつでも言うのが精一杯で、
結局は新料金を受け入れるしかない。
電気料金は、形を変えた税金みたいなものだ。


宗教にしろ、政治信条にしろ、何かしらの主義主張にしろ、
僕は原理主義者を毛嫌いしている。
「脱原発」や「原発ゼロ」を声高に叫んでいる人は、僕には原理主義者にみえる。
電気仕掛けの箱庭で暮らしている僕らは、
電気エネルギーについてもっとクールに対処すべきだ。


それでもボクはやってない

2012-12-15 10:25:29 | ニュース
False_accusationありがたいことに仕事が忙しく、
今週はなかなかブログに記事を投稿できなかった。
期日前投票にいこうと思ってたんだけど、それも叶わなかった。
明日は、しっかり投票します!


「脱原発」とか「 TPP 」とか「消費増税」とか「被災地復興」とか... etc
ま、どれも大切なことではあるんだけど、
なんかマスメディアに作られた争点だと感じるのは、生来の天の邪鬼のせいなのかな?
丁半博打よろしく、「 Yes 」「 No 」のボードを持たされて TV 出演している
センセイたちは、滑稽でもある反面、お気の毒に思えてしまうこともある。


僕が殊更にこの国の政治(行政)についてヤバイと思っているのは、
検察や警察の捜査手法、さらにそれを追認する裁判所のビヘイビアについて。
「遠隔操作ウィルス事件」「足利事件」「厚労省村木元局長冤罪事件」など、
近年、冤罪の発覚が多発している。


記憶に新しい「遠隔操作ウィルス事件」では、自供のみならず、
その動機までもが事細かに供述調書に書かれていた。
22日間も拘留し、精神的に追い詰め、自白を強要する。
事によっては、証拠を捏造・隠蔽する。
これは「自白強要事件」といっていい。


話がそれるようだけど、在日米兵が事件を起こしたとき、
その身柄の引き渡しについて、いつも日米地位協定が取り沙汰される。
しかし世界の先進国の常識だと、容疑者の拘留期間は2~3日。
それも、弁護士の同席が許されている。
米軍に肩入れするつもりはないけど、22日間の監禁に逡巡するのもわかる気がする。


どうやらこの国では、表に出てない冤罪がまだゴロゴロしてるようだ。
最近の法務大臣ポストはアテ職化していて、それもコロコロ替わる。
この検察捜査問題のことをマニフェストに書いている政党はないように思える。
もし自分が冤罪に巻き込まれたら? そう思うと、今の制度はゾッとする。


Swing Vote

2012-12-09 16:19:32 | うんちく・小ネタ
ルソーの言葉だったっけ?
僕ら有権者は、選挙期間中は王様、投票後は奴隷
というのがあったと思う。
残念ながら、民主主義選挙の本質を穿ってると思う。


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 価格:¥ 3,990(税込)
 発売日:2010-02-24



先日、『 Swing Vote 』という映画をみた。
アメリカの田舎町に暮らす、うだつの上がらないアル中バツイチ男が、
大統領選を決する大事な1票を握ってしまうというストーリー。
むろん荒唐無稽な設定なんだけど、
立候補者と選挙民の本質みたいなものが見て取れて、興味深かった。


このブログは楽しく、そして何よりもお気楽に運営していきたいんで、
小難しい話、とくに政治向きな話題は殊更に避けるよう心がけている。
だから、今の選挙戦、政治動向にああだこうだ言うつもりはない。
今は微酔い気分で、悪態をつかないようにキーボードに漫然と向かっている。


衆院総選挙が公示されて1週間が経った。
毎日オフィスに引き籠もってるせいもあって、
幸いなことに?まだ1度も選挙カーを見かけていない。
最初に見かけた候補者に投票してしまおうか。
そんな不埒なことを思わせる惨状だよな、今は...


結局、愚痴ちゃったな σ(^◇^;)


心優しき男

2012-12-08 14:28:32 | うんちく・小ネタ
Blue_crubオフクロがワタリガニを持ってきてくれた。
なんでも、友だちからの頂き物らしい。
かなりのデカさだったし、しかもまだ生きていた。
で、残酷とは思ったけど、生きたまま蒸し器にぶっ込んだ。


ワタリガニは、食べる(むしる)のが難しい。
食べ慣れてない人には、メンドくさいカニだと思う。
けど僕は、ガキのころから食べつけているので、
このカニをむしることになんの煩わしさも感じない。


けど、嫁さんはちがう。
山間部の出身だし、大甘に育てられてるから、ワタリガニに手も足も出ない。
自然、むしるのは僕の役割になる。


以前、嫁と外食したとき、ワタリガニがでた。
僕が何の気なしに嫁のカニもむしってあげてると、
店のオネエチャンから「優しいですね」と声をかけられた。


褒められたのでそのままスルーしておいたけど、本音はちがう。
僕は、カニや魚が見苦しくむしられるのを見るに堪えない質なだけだ。
テクニカルな問題だから本人に悪気はないとはいえ、
グチャグチャになるのを見るとイラッとくる。
心優しき男どころか、ケツの穴の小っちぇー男なのだ。


姿なき挑戦者

2012-12-06 14:51:41 | うんちく・小ネタ
Anne2円谷プロ×WOWOW ウルトラ三大プロジェクト」という企画があって、
まもなく『ウルトラセブン ハイビジョンリマスター版』がスタートする。
先日、無料放送の日に、特別に第1話「姿なき挑戦者」が先行放送された。


ウルトラシリーズの金字塔「ウルトラセブン」をググってみると、
1967年(昭和42)から翌年にかけて放映とあるから、
僕が見てたのは再放送だったんだろう。
ガキの目にも、セブンは他のシリーズと一線を画すクールな作品にみえた。


で、その「姿なき挑戦者」だけど、内容を意外と覚えてなかった。
半年ほどまえ、初代ウルトラマンのリマスター版を何話か見たときは、
ほとんどのシーンが記憶にあったんだけどな...


この記念すべき第1話の白眉は、アンヌ隊員の初登場シーン。
なんと!ナース姿だった。
以前このブログでも触れたけど、アンヌ隊員は僕の初恋の人。
ナース姿はまったく記憶になかっただけに、思わず萌え~っときた。


うろ覚えだけど、セブンの設定年は1980年代後半だったと思う。
特撮セットに時代を感じるのはご愛敬としても、
キャラの設定といい、メカのデザインといい、核や環境問題をテーマにしたプロットといい、
セブンは21世紀の平成の御代にも通用する SF 大作。
年末のレギュラー放送スタートが待ち遠しいぞ!


師走

2012-12-05 10:35:43 | うんちく・小ネタ
Kiribako4師走というだけあって、さすがに忙しい。
衆院総選挙中で、文字どおり、センセイ方も必死こいて走ってるんだろう。
街も普段より車通りが多く、なんとなく忙しない。


私事ながら、弊社も12月は忙しい。
他の月とちがってギフト関係やおせち重もあるし、
何よりも納期を翌月に持ち越せない注文ばかりだ。
ま、うれしい悲鳴ですが...


普段ノホホンとしている僕も、さすがに今月は気忙しい。
だから、なかなかブログを書く暇がなかった。
けっこうアンテナに引っかかったトピックがあったんだけど、
書かずにそのままにしておくと、その記憶が忘却の彼方へぶっ飛んでいく。


なんかとりとめない投稿になってしまったけど、
ガラにもなく忙しがってるってのを書きたかった。
ただ、それだけ...