東日本大震災の甚大な被害状況が明らかになるにつれて民放テレビ・ラジオの放送から一般広告が姿を消し、広告主の要望を受けてACジャパン広告への差し替えが激増したわけですが、同時に視聴者からACジャパン事務局に表現内容についての苦情が殺到。被災者の心境を推し量ると表現が現状にそぐわない、不都合である等。対応策として臨時キャンペーンを立ち上げて可能な範囲から順次差し替えられています・・・。そのプランとしての被災地支援キャンペーン「みんなでやれば、大きな力に」やサッカー選手篇「みんなでやれば、大きな力に」はテレビ・ラジオとも既にスタート。従来のキャンペーン素材ではテレビ画面のサウンドロゴ・AC(エーシー)は音声カットの映像で放映、沖縄でもラジオのサウンドロゴにリスナーから苦情が寄せられてきましたが、これも新素材への差し替えで対応。想像を絶する未曾有の事態は想定を超えているとはいえ、危機管理を含めて万一の対応が常日頃から求められているのかもしれません。