県立高校の合格発表が本日あった。高い合格率とはいえ、当人や保護者の思いは発表に接するまでは期待や不安にさいなまれたであろう。まずは合格おめでとう、15歳の春を祝福します。あぁ・・思い返せばオジサンが高校受験の時代は復帰前だ、ドルが流通している時代だ。高校の数が圧倒的に少なくて浪人生が出ても不思議ではないと言われた時代、予備校も少なくて浪人生は放課後の出身校で補習を受けていた。当然、教師が指導にあたるのだ。個人保護法などないので合格者は全員、地元の新聞に名前が掲載された。落ちた人のことを考えると新聞掲載はどうだか?と思ったのもこの頃だ。時は流れて高校どころか大学の合格発表も紙面掲載を止めた。希望する大学に入れずに予備校生活を1年続けたが、漠然とした意識でいたので勉強に身が入らなかったのも確か。予備校の入試試験で国費特進クラスに入ったにも関わらずだ。なんせ数学がからきし弱かった、弱点であった。家系ではないかと不遜なことを考えたりした。何か回り道したような予備校生活ではあったが、東京の私立大学に合格が決まり、お江戸生活を始めたのは19歳の春であった。以下省略・・。