青空Green倶楽部

時々意の趣くままに・・ミヤンマ―・国際・政治・経済・温暖化or寒冷化・限界集落etc

タナカからコスメ

2018-07-04 07:53:43 | コラム




 ミヤンマーの旧都ヤンゴン市内のポージョ―アウンサン・マーケット前。タンシュエ軍事政権末期のミヤンマーではめずらしい光景です。世界で異質で非難の軍政と言われたミヤンマーにグローバル化、民主化の波が迫っている・。軍事政権の歴史的必然性を理解できないか故意か世界のメディア報道の時期。経済至上の民主化、グローバル化の普通の国に変貌する前兆でした。その後、ミヤンマーの特異な魅力は薄れましたが政権はテインセイン大統領・アウンサンスーチー最高顧問と大きな混乱もなくソフトランディングしたのです。
 
 女性はなぜ化粧をするかです。西欧、中国文明では優秀な子孫を残すため男性が女性を選ぶ、女性は選ばれる為によ美しく化粧をし着飾る。人間の子供は未熟状態で産まれ子育て期間の食糧確保を男性に依存します。男性は家族を養う実質的機能に注力し装飾を排していた。優秀な男性を選択する為のアピール手段として化粧をするとか・。ポーラ文化研究所の調査で1位は24歳以下では「自分に自信をもちたい」のマインドプラス効果、25歳以上では「紫外線から肌を守る肌の保護スキンケア」だそうですが・・。

 ミヤンマーでは従来からほぼ自然化粧「タナカ」です。女性や子供が顔や首筋、腕に黄色や白っぽい粉を塗っています。学名Murea Exoticaという植物の木をすりおろしペースト状にして塗ります。清涼感があり日焼けや肌荒れに効果的です。頬っぺに木の葉や蝶のデザインで塗ってオシャレをしている人もいます。至る所でタナカの木は販売しています。(下部小写真)
 まもなく先進国同様の化粧品が大々的に売られ「タナカ」を塗った女性が消えますネ。

 限界集落の当地も7月2日夜から 毎日大雨、大雨警報です。皆さんの所も大きな災害がないように祈っています。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする