2023年4月10日までのヨーロッパの干ばつ
2023年4月のアジア地域の気温の差異
2023年の北米の平年との気温の差異
2023年の半年が過ぎようとしています。今年も世界各地で先鋭化し記録的や歴史的な異常気象が発生しています。食糧生産や物価高騰など日常生活に多大な影響をもたらしています。2023年の1月から報道された主だった異常気象を検証してみましょう。
2023年1月 南半球のオーストラリアで夏がこない。シドニーで過去140年間で最も寒い気温。2023年3月ヨーロッパで異常な干ばつ。2月中旬イタリアのベネチアで「運河が干上がる」。2月の終わりまでフランスで32日間、雨が降らない記録的な雨・水不足。冬季にこれほど降雨不足に陥った事はないと干ばつ警報を発令。
ポーランド物理学者が「地獄がゆっくり私たちやってくる」と指摘。スペインで過去最悪の干ばつ、洗車やプールの補給制限。イギリスのスーパーから野菜が消えた。
2023年3-4月 インド北部の主要小麦産州で猛暑から一転して「ひょう嵐」に見舞われ莫大な作物の損失。アメリカの農産物の約半分を生産するカルフォルニア州で過酷な雨と雪の悪天候で史上最大の洪水に見舞われ非常事態宣言。歴史的で前例のない洪水で過去最大の作物損失。
2023年5月 中国雲南省と四川省で道路の表面温度が75℃を超えた。6月2日には雲南省で43℃で「天日で直接たまごが焼ける動画」が投稿された。アメリカの最大の桃の産地のジョージア州で桃の成長過程の温暖期と寒冷期が真逆になり桃の95%ほぼ全滅。北インド、カシミールの一部で雪、平均気温が1951年以来の最低水準。オーストラリア南東部で南極寒冷前線によって凍結状態。ベトナム北部で44,1℃の酷暑。
2023年6月20日には南米のウルグアイやアルゼンチンで深刻な干ばつ被害が発生しています。ウルグアイの首都を中心に貯水池や水道水、川の水が枯れ飲料水不足や農業被害がでている。アルゼンチンでは小麦や大豆の生産が激減し供給不足で通貨の下落や100%を超えるインフレに拍車がかかっています。
2023年6月30日現在の広大な海洋に囲まれた日本列島では梅雨後半の各地で豪雨被害に酷暑被害が発生しています。
2022年6月以降の国土の3分の1が水没したパキスタン洪水の例もあります。気候変動の大災害が世界各地で相いついでいます。飢餓、貧困、疫病のリスクも拡大しています。気候変動、異常気象の最大原因は化石燃料を燃やした結果、大気中に備蓄された二酸化炭素でしょう。
高所得国、先進国に主な原因と責任があります。過度なグローバル化、過剰貿易、大量生産、大量廃棄などです。それに人口の多いインドや中国や東南アジア諸国、中東やグロバルサウスの国々の経済成長で気候変動や集中豪雨の可能性を増大させています。パキスタン洪水の責任や救済は援助ではなく過去数世紀に備蓄された先進国の不正に対する賠償であると当局者は述べています。
地球規模で局所的に異常気象の災害が頻発(ひんぱつ)しています。経済成長規模の拡大に伴ってハリケーン・サイクロン・台風・厳寒・豪雪・豪雨・干ばつ・洪水・酷暑など先鋭化しています。「世界気候裁判所」でも設立して温室効果ガスの抑制と責任を明確にし厳格で大胆な削減しないと危機が目前に迫っています。
表はearth catastrophe review転載
2023年4月のアジア地域の気温の差異
2023年の北米の平年との気温の差異
2023年の半年が過ぎようとしています。今年も世界各地で先鋭化し記録的や歴史的な異常気象が発生しています。食糧生産や物価高騰など日常生活に多大な影響をもたらしています。2023年の1月から報道された主だった異常気象を検証してみましょう。
2023年1月 南半球のオーストラリアで夏がこない。シドニーで過去140年間で最も寒い気温。2023年3月ヨーロッパで異常な干ばつ。2月中旬イタリアのベネチアで「運河が干上がる」。2月の終わりまでフランスで32日間、雨が降らない記録的な雨・水不足。冬季にこれほど降雨不足に陥った事はないと干ばつ警報を発令。
ポーランド物理学者が「地獄がゆっくり私たちやってくる」と指摘。スペインで過去最悪の干ばつ、洗車やプールの補給制限。イギリスのスーパーから野菜が消えた。
2023年3-4月 インド北部の主要小麦産州で猛暑から一転して「ひょう嵐」に見舞われ莫大な作物の損失。アメリカの農産物の約半分を生産するカルフォルニア州で過酷な雨と雪の悪天候で史上最大の洪水に見舞われ非常事態宣言。歴史的で前例のない洪水で過去最大の作物損失。
2023年5月 中国雲南省と四川省で道路の表面温度が75℃を超えた。6月2日には雲南省で43℃で「天日で直接たまごが焼ける動画」が投稿された。アメリカの最大の桃の産地のジョージア州で桃の成長過程の温暖期と寒冷期が真逆になり桃の95%ほぼ全滅。北インド、カシミールの一部で雪、平均気温が1951年以来の最低水準。オーストラリア南東部で南極寒冷前線によって凍結状態。ベトナム北部で44,1℃の酷暑。
2023年6月20日には南米のウルグアイやアルゼンチンで深刻な干ばつ被害が発生しています。ウルグアイの首都を中心に貯水池や水道水、川の水が枯れ飲料水不足や農業被害がでている。アルゼンチンでは小麦や大豆の生産が激減し供給不足で通貨の下落や100%を超えるインフレに拍車がかかっています。
2023年6月30日現在の広大な海洋に囲まれた日本列島では梅雨後半の各地で豪雨被害に酷暑被害が発生しています。
2022年6月以降の国土の3分の1が水没したパキスタン洪水の例もあります。気候変動の大災害が世界各地で相いついでいます。飢餓、貧困、疫病のリスクも拡大しています。気候変動、異常気象の最大原因は化石燃料を燃やした結果、大気中に備蓄された二酸化炭素でしょう。
高所得国、先進国に主な原因と責任があります。過度なグローバル化、過剰貿易、大量生産、大量廃棄などです。それに人口の多いインドや中国や東南アジア諸国、中東やグロバルサウスの国々の経済成長で気候変動や集中豪雨の可能性を増大させています。パキスタン洪水の責任や救済は援助ではなく過去数世紀に備蓄された先進国の不正に対する賠償であると当局者は述べています。
地球規模で局所的に異常気象の災害が頻発(ひんぱつ)しています。経済成長規模の拡大に伴ってハリケーン・サイクロン・台風・厳寒・豪雪・豪雨・干ばつ・洪水・酷暑など先鋭化しています。「世界気候裁判所」でも設立して温室効果ガスの抑制と責任を明確にし厳格で大胆な削減しないと危機が目前に迫っています。
表はearth catastrophe review転載