限界集落でほぼ自然と同化して生活している筆者にとって今夏の気象状況は厳しい。7月は月初から日照不足で雨の冷夏、時々豪雨の梅雨でした。一転して後半の7月27日には日本最高気温の37.2℃の記録的な猛暑・。8月の14-15日の台風まで連日の35℃以上湿度70~80%の高温多湿で無風状態の日々でした。濃尾平野の北端、揖斐川の上流の山村で湿気の太平洋高気圧が山にあたり滞留したのです。近隣で59歳の方の熱中症による死亡事故もありました。
温暖化or寒冷化と偏西風の蛇行要因だと考えられるのですが、世界の気象状況も報道されている範囲で検証してみます。7月7日^12日独仏、ブラジルなど夏の超寒波、7月12日ギリシャで10分間で7名死亡1000名負傷の超豪風雨。地中海コルシカ島で超巨大ウオータースパウト(水竜巻)が出現。7月18日インド・ネパールで干ばつから一転豪雨、大洪水で1000万人以上に大影響。7月25日ヨーロッパ各地で熱波、仏パリで史上最高の42,6℃の最高気温を記録。7月26日熱波の翌日から寒波に見舞われツールドフランスが雪で一時中止。同日ブラジル・レシフェで大洪水。等々・・
8月6日南極点の体感温度ー100.3℃を記録(データ写真)・8月6日自然災害に無縁なルクセンブルクで壊滅的な竜巻災害・8月22日中国で台風被害100万人避難22名死亡・8月9~12日世界各地でスーパーセル(超巨大積乱雲)発生アメリカ、カンザス・ロシア、サンクトペテルブルク・、イタリア、プレシア・、オーストリア、ウイーン・ドイツ、ザルツブルクケン・ロシア、プスコフetc・8月16日スーダンで1日で3ヶ月の豪雨洪水50名死亡・トルコ、イスタンブールで90分で4か月分の豪雨・8月22日インドで1100人以上モンスーン洪水被害で死亡etc (earth catastrophe review記事参照)
気象、地球自然の営みが先鋭化しています。過度なグローバル化や自由貿易拡大、車社会、道路建設、飛行機移動etc人為の活動努力の方向が背いているように感じます。貿易摩擦や狭義の日韓問題等の政治経済、TVメディア、スポーツ業界、地域社会、詐欺犯罪など拝金主義が蔓延し自然も人心も何か荒廃している感じがする今夏です。畑では無農薬、新鮮野菜のトマトやきゅりが枯れ雑草や害虫、獣害動物が大繁殖しています。
地球自然に身を任せ被害や争いを最小化し自然体でお笑い芸人不要、ほぼ無関係の騒々しいスポーツの実況放送や勝敗、選手の動向など排除し、猿対策のクラッシック音楽を大音量で聞きながら、主体的で心から笑える創造的な限界集落生活を満喫するかな・・・
写真はミヤンマ―・エーヤワディー川の夜明け