青空Green倶楽部

時々意の趣くままに・・ミヤンマ―・国際・政治・経済・温暖化or寒冷化・限界集落etc

日本の英才HIMARIさんとKAZUさん

2024-09-19 02:06:11 |  ドキュメント




  世界に誇れる若き英才のHIMARIさんとKAZUさんの二人に感銘しています。「卓越した能力と努力の人」の意味で英才としました。すでに他メディアで承知の方も多いかと思いますが劣化、公共放送NHKは国民愚民化のスポーツ話ばかりで二人の報道は聞いたことがない。

 HIMARIさんは2011年生まれの13歳の吉村ひまりさんです。バイオリニストです。10歳までに日本やヨーロッパなどの42の音楽コンクールで1位を獲得し複数のオーケストラと共演している英才です。2022年にアメリカのカーテイス音楽院(大学に相当)に合格し11歳で特待生で進学し日米欧で活動されています。指導、指摘された事は1000回でも練習に努力する13歳の大学生です。

 海外の伊独ロシア等の著名なオーケストラと堂々と演奏し聴衆に感銘と絶賛されています。You tubuで見聞きするのみですが高難度の曲も音に表情があって自分の世界観で演奏している。感性の鈍い筆者でも高低音のなめらかさやバイオリンの繊細な音域演奏に感動します。20歳頃には世界のトップのバイオリニストになると思います。

 KAZUさんは名古屋在住の推定ですが多言語20-40カ国の日常会話のできる24歳の青年です。2年前だったか記事にした時は10ヶ国語程度だったと思いますが現況では増えています。ヨーロッパ諸国の人で3-5カ国語を話せる人は移民、難民の増加で多くなっていますが彼の多言語力は世界でも特異です。

 You tubeで知る限りでは世界には4歳で7言語のできる子供や25カ国言語の女性もいます。他言語の会話習得度は奥行きがあり様々です。日常会話の聞く、話す、読む、書く範囲だと推測します。言語には専門用語や方言もあります。

 KAZUさんは英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語はかなりの習得度が高い。知る範囲ですがポルトガル語、ロシア語、トルコ語、インドネシア語、北京語、福建語、イタリア語、オランダ語、ハンガリー語、スエーデン語、タガル語、ギリシャ語、ヒンディー語、ネパール語、タイ語、アラビア語、タジク語、ミヤンマ―語その他アフリカ諸国の数言語の日常会話が濃淡はあるができると思います。

 筆者は30歳前半から20数か国の仕事旅で訪れましたがブロークン英語と訪れた国々のあいさつ言語や支払い程度の言語は覚えましたが取引交渉などは通訳を依頼していました。インスタグラムの英語版で30-40カ国の友達と交流していましたが最近は投資や詐欺まがいのメッセージが多くなり夜な夜なうるさいのでスマホは遮断しています。

 kazuさんの多言語習得方法は文法は後にして慣用句やイントネーション、多言語の発音の急所を習得し何度もノートに書き写し早い言語の習得ででは4か月程度で簡単な日常会話ができるようになっているようです。それにしても多くの国の言語の習得には相当の努力をされているようです。世界でもこれだけの言語、日常会話ができる人はほぼいないし日本の英才です。

 

 

 

 

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2024グローバルリスク報告書

2024-09-03 05:08:44 |  ドキュメント


世界の自然災害


 世界フォーラムの「グローバルリスク2024年度版」の報告書が1月に発表された。グローバルリスクの短期と長期の重要度が指摘されています。長文になりますので簡略に要約して記載します。

 世界のパワーダイナミックス、気候変動、テクノロジー、人口動態の変化に世界の適応能力の限界まできていると論じられている。人間開発が徐々にそぎ落とされ個人や国家のリスクが虚弱になっている現状を警告されています。グローバルリスクの短期、長期の重要度がランキング化されて図表も書かれています。短期の2年後までの起こりうる影響について深刻さを指摘しています。

 グローバルリスクの短期のランキング
 1.誤報と偽情報 2,異常気象 3,社会の二極化 4,サイバー犯罪やサイバーセキュリティ対策の低下 5,国家間の武力紛争 6,不平等又は経済的機会の欠如 7,インフレーション 8,非自発的移住 9、景気後退(不況・停滞) 10、汚染(大気、土壌、水)

  *偽情報と紛争の増加
 持続する生活費危機、AIによる誤報、偽情報、社会の二極化の懸念、改ざんされた情報と社会不安の結びつきがリスクの中心になる。国家間の紛争は地政学的緊張と社会的レシリエンスの侵食により紛争の連鎖が懸念される。

  *経済の不確実性と発展の衰退
 今後数年間は経済の不確実性が続き技術的格差が拡大する。長期的には流動性に対する障壁が設けられ人口の大部分が経済的機会から締め出される可能性がある。紛争の起きやすい国、気候変動の起きやすい国は投資や技術、それに関連する雇用創出の機会から遠ざかる可能性がある。安全や安定した生活ができない場合、個人は犯罪に走り国はより軍事化し過激になる。

 *危機にひんする惑星
 地球システムの危機的な変化は異常気象です。生物多様性の喪失(そうしつ)と生態系の崩壊、天然資源の不足減少に最も深刻な海洋も含む汚染です。戻ることのできない地点を通り過ぎるリスクが高まっている。

 *リスク対応
 報告書はグローバルリスクに対応するための行動を再考するように各国指導者に呼び掛けている。国際協調を積極的に展開させることを推奨している。紛争の意志決定にAIの統合協定、誤報、偽情報にデジタルリテラシーキャンペーンを通じ国家や個人のレジリエンス(精神的な回復力)を強化すること。気候モデリングやエネルギー転換を加速させ技術や研究開発を促進する。

 世界はAI、気候変動、地政学的変化、人口動態の変遷(へんせん)など大きな転換期を迎えている。それはチャンスでもあるのです。既知のリスクは激化し又新しいリスクも出現します。国境を越えた集団的かつ協調的な行動も一翼になっているのです。

 グローバルリスクの軽減は地域に根ざした戦略が不可欠です。国、企業、個人のそれぞれの行動がグローバルリスク軽減の針を動かしより明るく安全な世界に貢献することができるのです。


 


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