青空Green倶楽部

時々意の趣くままに・・ミヤンマ―・国際・政治・経済・温暖化or寒冷化・限界集落etc

経済成長はおとぎ話

2019-10-05 01:04:30 | コラム


 日本列島のほぼ中央、濃尾平野、北端の限界集落では10月になって今日も30℃超えの暑さの予報です。庭の花々はひまわり・コスモス・百日草・ばら等春、夏、秋の花が四季が理解できないかのように混在して咲いています。柿・栗・梅の畑には春のわらびが芽をだしています。

 毎年、先鋭化する人為の活動による温暖化or寒冷化による豪雨・台風など日本各地で多大な被害をもたらしています。自然に向き合い働く農林漁業者などは肌感覚で異常さを感じられています。国連気候行動サミットにおける小泉環境相の発言などスエーデン少女のグレタさんの叱責にも及ばない認識不足で先進国として恥ずかしい状況です。

 世界の指導者を前にして「すべてが間違っている」「空虚な言葉で若者の夢を奪っている」「お金に目がくらみ永遠に経済成長するおとぎ話をしている」「あなたたちは邪悪です」とまで言っています。日本の某大学教授で温室効果ガスの計算もできない少女に何がわかるかと裏があると発言している大人げない学者もいますが・。動植物でもある一定の段階まで成長しますが後は衰弱します。人間も経済も同じで永遠に成長する事はないのです。

 環境先進国のスエーデンでFlygskamが2018年の新語30に選ばれた。NHKの朝番組で「飛び恥」と日本語訳をしていたそうですが「飛行機の不必要な利用を恥じる」と言う意味です。乗客が1人移動するのに排出される二酸化炭素の排出量は鉄道が14g、自動車道路交通が158g、航空機が285gです。鉄道利用は航空機利用の20倍の二酸化炭素が削減できるのです。

 国民環境意識の高いスエーデンでは2019年の航空機利用が15%減少し鉄道利用が12%伸びたのです。地球の東端の災害多発国の日本では経済効率優先で鉄道は各地で廃線になり、観光立国化や国際スポーツ大会など誘致し飛行機移動を促進し、車は中国やインドなど現地生産も含め大量輸出し国内販売も尽力しています。何か努力の方向が違う感じがします。

 先ずは温室効果ガスの削減が最優先で「穏やかな地球自然」が最大の「幸せ」の根源だと思いますが・。


 写真は緑豊かで穏やかなミヤンマ―軍事政権時代の幹線道路
コメント
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