宗教とは神仏といった超自然的な存在に対する信仰や聖なる営みを指します。神仏の教えを信じる事でやすらぎを得たいとする心の働きの事です。古代から現代まで世界各地で周知の様々な形態の宗教があるのです。
写真のミヤンマ―など小乗仏教での托鉢(たくはつ)は出家僧侶の修行形態で最小限の生活に必要な食糧や金銭などを乞い信者にも「功徳」を積んで頂く修行です。三輪洗浄の教え、「施(ほどこし)を与える人、施しを受ける人、施しをされる物」の三つが清らかで執着から離れる事だそうです。今、問題の旧統一教会とは違います。
早朝、朝もやと静寂のミヤンマ―・インレー湖畔の村里を裸足で風を切るように無言速足の20名近い上座仏教の托鉢修行僧の隊列です。上座仏教(テーラワーダ仏教・南伝仏教・小乗仏教)と日本の大乗仏教の大きな違いの概略は「悟り」を開けるのは修行僧だけで一般信者は悟りが開けないとか・。大乗仏教は誰でも悟りが開けるとのブッダ死200年後の戒律、解釈をめぐる争いからだそうですが・。
上の写真のように日本人の宗教観は元旦に神社に参拝し結婚式は教会で葬儀は仏式でXmasにはケーキを食べると寛容です。日本人の約半数が無宗教と答え、神仏を信じるが75%、神仏の存在を信じるが58%、宗教を信じるが16%(朝日調査)です。宗教信者数2億人、寺院約82000、神社約86000の概要です。日本人の宗教観は創唱「そうしょう」宗教(キリスト教やイスラム教、仏教)とは違い先祖や歴史によって無意識に受け継がれてきた「自然宗教」観とみるのが妥当でしょう。
古代の日本人は悪は内面的なものと考えず外から心や体に付着するものと考えた。それを払い落す行為の「お祓い(おはらい)」や水で清める「みそぎ」で取り除くことができるとされた。自然と一体の「清き明(あ)き心」人との分け隔てのない心の宗教観です。
2020年12月の文部科学大臣所管の宗教法人数は神道212・仏教系483・キリスト教系328・諸教124でその他都道府県知事所管の法人があります。 カルト教団旧統一教会に血迷った国会議員の政治の闇は深刻です。反日売国や国民不幸の洗脳団体に祝意や賛意を表明するおそまつな政治家先生たちです。国民総意でこうした議員を排除し清新で良識ある議員を選出しましょう。
岸田首相は「ていねいな説明」とか「真摯に受け止める」とか表明していますが・。「ていねいな説明」は必要なし。「おはらい」や「みそぎ」をし、汚染閣僚や党役員を更迭する。それからカルト宗教から国民を守る抜本的、解決施策を語って頂きたい。先ず宗教法人の取り消しと関連団体の国内活動停止をしないと将来、子孫に禍根(かこん)をまた残します。
皆さん、特に若い皆さんはカルト宗教に洗脳されない宗教観を学びましましょう。