旅とエッセイ 胡蝶の夢

横浜在住。世界、50ヵ国以上は行った。最近は、日本の南の島々に興味がある。

アジ釣り

2016年05月22日 18時07分16秒 | エッセイ
アジ釣り   

 金沢八景、弁天丸で釣りに出た。前回、野生のイルカに出会ったから小型のデジカメを持参したが、イルカは影も形も見えなかった。そう遭遇するものじゃあないのね。今回もライトタックル午後乗り合い、約6千円。前回は午前船だったが、今回は午後船、正味3時間の勝負だ。
釣れたよ。最初の2時間は途切れなく釣れた。錘を底(水深は浅くて16~18m)につけて2-3回リールを巻く。つまり海底から2mほど上げると針は1~1.5mほどの高さになる。小さなコマセかごを振って、しばらくすると(時には底について直ぐに)コッココココと竿先が振れる。針は最初3本、後で2本に結び直した。ゆっくりと巻き追い食いを狙う。アジは口が弱いからリールをゆっくりと巻いてゆく。獲物は小さいから巻く時に さして重くはないが、竿は弧を描いているから掛かっているのは間違いない。
17~25cmほどのアジが次々に釣れる。ほとんど空振りなし、時々一荷(2匹掛け)で釣れ続いた。自分はミヨシ(船首)の先頭だったが、何故か隣のじいさんは余り釣れない。俺より道具は遥かによいし、格好は釣り人そのものなのに。普通コマセ釣りの場合、船の中央の方が隣のコマセが流れてきて有利なのにな。5月20日は大潮だった。午前の船は釣れ過ぎて早上がりしたという。大潮の日は海の中で潮の流れがよく、プランクトンがよく動くから魚も活発に餌を追う。
曇っていたのも良かったんだろう。太陽の光が水深18mまではよく届かないから、針や糸が暗くてよく見えないのだ。朝マヅメ夕マヅメ効果という奴が昼間でも続いているようなものだ。ついでに言えば上げ3分下げ7分といって、満潮・干潮の潮止まりの時は、魚は休憩タイムを取り潮が動き出すとお食事タイムになるという。確かにボートで釣っていると同じ場所なのに突然バタバタと釣れ出し、急にバタっと止むことがある。しかし大物が潮止まりの時に食ったりもする。
さて今回の釣りの獲物は全てアジ、3時間で42匹釣れ満足。一度大きな当たりがあって竿がぐっとしなり、しばらく重い引きだったのだが5-6回巻いたところで軽くなってしまった。2号の糸と10号の針がぶっつりと切れていたから大物だったんだ。大アナゴかタコでも掛かったのだろうか。これは惜しかった。最後の1時間は場所を代えて八景島シーパラダイスの沖辺りを何度も何度も試みたが、全然釣れない。あー釣れない、というイライラ気分も味合わせてくれた。そして最後の最後に小さめのアジを4匹、立て続けに釣ったところで納竿。煮魚、焼き魚ともにうまかった。
5/20は海上では風があって寒かった。長袖のシャツ一枚では寒くて、借りたライフジャケットがあって良かった。街中では無風で暖かくても、海上は全然違う。分かっているのだが、つい騙される。釣りに行く人は上着を忘れないでね。


裏blog   

2016年05月22日 18時05分37秒 | エッセイ
裏blog   

 昔いた会社で経営が傾きだしたころ、何を思ったのか係長・課長クラスを対象にした社外研修を始めた。3日間に渡った研修は他業種の人たちとの交流もあって、思ったよりは楽しめたが役に立ったとはちっとも思わない。研修の内容など一つも覚えていないが、一つだけ忘れられないことがある。
 2日目だったか講師が3-40人いるクラスで、「この中でマリファナを吸ったことのある人、手を挙げて。」と言ったから普通に手を挙げたら、「えっえっ?」。手を挙げているのは自分一人で、周りからの視線が痛い。えっマリファナだろ、覚せい剤じゃあないだろ。「良く手を挙げましたね。普通吸っていても挙げませんよね。」と講師。褒めているんだか、批判しているんだか。
 若い頃、ほっつき歩いたバンコクのヤワラ(中華街)の日々。インド放浪、カシミール・ネパール放浪。国境の井戸掘り、フィリピンお気軽旅行。中南米・中近東・欧州の旅。商売で接した漢族の国々。札幌長期滞在。
 ふっふっふっ、表のブログじゃあ活字に出来ないヘビイな話なら山ほどあるぜ。聞きたいか、読みたいか。裏blogはね、脳細胞の奥の小部屋に格納してあるの。たまに取り出してほくそ笑む。いやー、あれはやばかった、とかね。