旅とエッセイ 胡蝶の夢

横浜在住。世界、50ヵ国以上は行った。最近は、日本の南の島々に興味がある。

23 他人を見下す若者、くだらない大人

2015年07月06日 17時33分20秒 | 娘ノート
23 他人を見下す若者、くだらない大人

 本人に何んらの成功体験も実績も無いにも関わらず、意味もなく他人を見下す若者がいる。人の弱点を過大に騒ぎ貶めることによって、相対的に自分の優秀さに酔う、デジタル社会の産んだド変態の自己愛野郎だ。
 他にも自分の話しかしない奴、飯を食う時ピチャピチャしながら食う男。やたら「信じられない。」が口癖の、世界の中心モラル男。普段はいっぱしの能書きを言うくせに、何かあるとパニクってしまう奴。世の中くだらない大人ばかりだ。会社の中だけじゃあない。職員室の中だって、宗教の世界だって同じこと。
 そんな中で素敵だな、と思う人がいたら、その人の真似をしよう。他の奴らは「あーはなりたくない。」という反面教師だ。

22 常識なんて役立たず、人を殺して何が悪い。

2015年07月06日 17時31分57秒 | 娘ノート
22 常識なんて役立たず、人を殺して何が悪い。

 常識ほどあやふやな物はない。時代や文化、生い立ちによってコロコロ変わる。最古の法律書であるハンムラビ法典には、「目には目を、歯には歯を。」と等価の報酬が記されているし、明治維新までの日本では、親の仇を討つことが義務づけられていた。生産力の乏しい砂漠の民が。隊商を襲うのに一々罪悪感を抱く余裕はない。
 戦争中はアメリカ兵を殺すのが英雄行為だった。アメリカ側のスローガンは「Kill the Jap! Kill the Jap! Kill the more Jap!」だった。
 世界には色々な文化があるんだ。自分の価値観なんて他人に通用する訳がない。タイ人は普段は大人しくて渋滞でも滅多にクラクションを鳴らさないが、人前で恥をかかされると殺し屋を雇って報復したりする。輪廻転生を信じているから、この世の生がさして重要ではない。

21 男はチxポで生きている。穴があったら入れたい。

2015年07月06日 17時30分22秒 | 娘ノート
21 男はチxポで生きている。穴があったら入れたい。

 男はチxポで生きている。といった一面があり、特に青少年期の疾風怒濤の時期はそれが激しい。綾瀬はるかの『おっぱいバレー』を見れば分かる。
 全く狂気の沙汰だが、その暴力的な活力が生きる力となっていく。その一面、男にはロマンチストなところがあって、本当に好きな相手はくどく(やらせてくれとお願いする。)事が出来ず、わざと素っ気無い態度を取ったりする。どうという事もない相手には平気で大胆な事を言うのに。
 また現代社会では男も女もみんな変態である。実体ではなく幻想に惹かれる。フェチシズム。匂い、ブーツ、太もも、尻、年増。万華鏡のように千差万別、百花繚乱、魑魅魍魎の性の世界だ。

⑳ コレラの発生を止めろ!

2015年07月04日 18時56分32秒 | 娘ノート
⑳ コレラの発生を止めろ!

 終戦直後、各地で敗走を続けていた日本軍は(但し中国戦線の陸軍だけは別。信じられないことに、終戦間際に大陸打通作戦を成功させた。)様々な戦線で三八式歩兵銃を置き、中国の広東省等へ集結を始めた。
 特にビルマ方面の兵隊はひどい状態で、やせ細りボロボロの軍服を着て、十倍の兵力一千倍の火力を持つ英、インド兵、中国兵と戦っていた。
 中国南部の港に集まり、日本へ帰る復員船を待つ兵隊は日に日に増え、沼地のような空き地に小屋を作って生活していたが、食糧も医薬品も充分とは言えなかった。捕虜の数が増えすぎ供給が追いつかず、船はほとんど沈められていたから、帰国のペースは上がらない。間もなく雨季に入ると、収容所は泥沼になりそうだ。
 そんな時、最も恐れていた事態が起こった。最近収容され病死した兵隊からコレラ菌が検出されたのだ。このままでは収容所にあっという間にコレラが蔓延するのは明らかだ。中国側に医療を期待しても無駄だろう。
 その時、一人の日本の若い軍医が発案した。「飯を食う時に水分を取ってはいけない。水は食後二時間は飲むな。」胃の中の酸でコレラ菌を殺す計画である。これなら機材も医療品も一つもいらない。復員間近の兵隊は、この教えを必死で守りコレラの発生は食い止められた。

 ⑲ 人は見た目、身だしなみ

2015年07月04日 18時53分24秒 | 娘ノート
 ⑲ 人は見た目、身だしなみ

 女の人はセールスマンの靴が変、とかズボンの裾が短すぎる、とかいった理由だけで買ってくれなかったりする、でもそれは当然なんだ。選択権は買い手にあるんだから。気持ちよく買いたいのも無理はない。値段と商品さえ良ければいい、というものではないんだ。
 買い物は欲望を満たす行為なんだから、気持ちよくなければ。良い商売人は、そこんとこを心得ていて、身だしなみはスキが無く、相手の好みに合うようにと心がける。そして顔色とか爪の赤みにまで神経を注ぐ。それが自信につながる。
 でも軍隊では本当に強い連中は、ヨレヨレの服でちょっとだらしなく見えるものらしい。例えばイスラエルの軍隊。但し例外もあって、旧ドイツ軍は軍服美の極致でありながら強かった。