家電工事屋の日常      kadenkoujiya.com          

家電工事屋キツカワのWEB日誌です。アンテナ工事 エアコン工事 電気工事                     

受信不調改善にお伺いしました。

2013-02-05 23:30:26 | テレビが映らない・映りが悪い

 ホームページからご依頼頂き、麻生区にお伺いしてきました。

 

ご依頼有り難うございます。

 

テレビの受信レベルの表示が低く、NHK(27CH)が受信不能になってしまうとのことでした。

 

ご依頼主様がご不在だったため、お母様に立ち会っていただいて調査からはじめました。

 

減衰量を調べるために、まずは現状を把握していきます。 

 

着手前はの受信レベルは41~43dBμでした。

 

パナソニックテレビの受信レベルは38と表示されていました。(27CH)

 

 

UHFアンテナはTVKの方に向いていました。

 

まずはUHFアンテナの方向調整をしてみました。

マストのボルトが錆で固着していたので、VHFアンテナを横に向けて素子の隙間に体が入るようにして

何とか調整できました。^^

 

この状態でプラス3dBとなりエラーも無くなり、テレビのレベル表示は45になりました。

もうちょっと何とかしたいので・・・

 

20素子ローバンド用のアンテナに変えてみました。

これで(27CHが)最初よりも10dBμアップしたので、ブースター無しで収められそうです。

 

サイドベース金具もだいぶ傷んできているので、ご相談の結果部分交換ではなく

金具・マストも交換することとになりました。

 

既存の金具は「釘」で固定されていたので外すのに難儀しました・・・^^

 

まず釘が刺さっていた跡をコーキングで埋めて・・・

 

 新しい金具にもコーキングを盛って・・・

 

 ガッチリ取り付きました。^^

 

このように完成です。

だいぶスッキリしました。^^

 

アンテナ直下でのレベルです。

テレビ端子まで約20dBほどの減衰なので、これだけ入力できていれば十分でしょう。 

 

受信不調でお伺いさせて頂く際の多くのお宅では、ブースターをつけてやっとこの位のレベルを確保

できるということが多いので、こちらはかなり良い環境だと思います。^^

 

BERもC/Nも良いです。 

 

MERのコンスタレーションも真ん中に綺麗に集まっています。

 

 

 

 テレビ端子ではこのようになりました。

地形的にTVKは難しいですが、MX16CHが入るようになりました。

 

今後もしも減衰量が増えてしまったら、ブースターではなく分配器・引き込みケーブル・テレビ端子

などの交換で対処できるかと思います。

 

ご依頼有り難うございました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする