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よろしくお願いいたします。
家電工事屋 キツカワ
受信不調ということでご相談頂きお伺いしてきました。
ご依頼有り難うございます。
電気屋さんでアンテナ調整をしてもらったものの、症状が改善せず帰って悪くなってしまったとお聞きしました。
ロケ的には悪くないはずなので、原因さえわかれば改善させられると思います。
ご挨拶の後、早速現状を把握させていただきました。
テレビ端子の出力で測りました。
別の端子でも同じ数値なので、端子に不具合があるわけではなさそうですがかなり弱いです。
MX以外はきちんと受信できていないようです。。。
屋根上に上がっていろいろ調べてみます。
UHFアンテナはUSLD14CRですね。
アンテナ直下で調べてみると・・・
受信不調の原因はテレビ端子までの伝送経路ではなく、アンテナがきちんと受信できていないからということで
間違いないようです。
どうすれば一番良いのか、その方法を探っていきます。
方向を微調整すれば東京タワー波でも受信できることがわかりましたが、それでもエラーが残っています。
このアンテナは指向性がやや強めなので、TVKもちゃんと受信しようとするとキー局にエラーが多くなります。
またマストや支線は「アナアナ変換事業」の頃のものなので、そろそろ手を加えたほうが安心な時期でもあります。
どこまで手を加えるかについてご相談させていただき、全て交換して小仏城山局受信にすることになりました。
このジョイントも気になります。。。
今度は破風にサイドベースで取り付けるので、支線に絡ませてある引き込みの同軸は
アンテナから軒下まで新規に引き替えることにしました。
塗装済みの屋根が滑りやすいので、古いアンテナを撤去する前に金具だけ取り付けておきます。
金具が付いたのでここが基地になりました。＾＾
支線を外しに屋根の端っこに行くときには・・・
金具から命綱を取りました。＾＾
小仏城山局方向の見通しがいいので、キー局・MX・TVKがエラーフリーで受信できています。^^
どこの局から取るかという選択肢が増えて助かります。
ブースターは再使用します。
このように完成しました。
今までよりもスッキリさせられました。＾＾
最後にテレビ端子で確認します。
ブースターで増幅した分が、減衰によって無くなっていました。。。
おそらく分配器で15dB、テレビ端子が抵抗つきで10dB、ケーブルロスで5dBといったところでしょうか。
建物内の設備の経年劣化については、いずれ受信不調の兆しが出たら見直せばよいと思います。
今日からはストレス無くテレビをお楽しみ頂けるようになりました。^^
ご依頼有り難うございました。
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