以前アンテナ工事をさせて頂いたお客様より、転居先のアンテナ工事をご依頼いただきました。
再度のご依頼有り難うございます。^^
以前お住まいだったかたはケーブルテレビ(共同アンテナ?)をお使いだった様子です。
あちこちに同軸ケーブルが垂れ下がったりしていたので、まず受信測定をしてから配線の状態を確認してみます。
古いアンテナが使われないまま残っています。
測定用のアンテナで調べています。
辻堂新町では湘南平波で受信できないところが多いので、スカイツリー波を狙っていきます。
ただTVKはスカイツリー波ではないので厳しいです。。。
キー局は概ねOKです。
NHK以外は湘南平波の反射波との混信が多少見られます。。。
この古いアンテナは繋がっていないと思っていましたが・・・
VHFアンテナの同軸が繋がっていて・・・
軒下のFM・UV混合器に繋がっていました。。。
CATVならFMの信号も入っていたはずなので、もしかしたら共同アンテナが有ったころの名残でしょうか。
共同アンテナが廃止になったあとはフレッツなどを利用されていたのかも知れないですね。
アンテナを組み上げて金具に錆止めを塗っておきます。
この辺は潮風が来ますから。。。
支線の準備が出来たので立て始めます。
屋根馬は標準サイズのものがギリギリ収まってくれました。^^
立ててから向きを合わせていたら、高さの微調整が必要だとわかり・・・
支線リングの位置も下げて、アンテナの高さを探っていきました。
スカイツリーに移行してからは、高さのシビアな調整が少なくなりましたが、
ハイトパターンは軽視してはいけないですね。。
同軸は長めに用意して、ジョイント無しで屋根裏まで引きなおします。
これでアンテナは完成です。
いつものように上下2段の8本支線仕様で頑丈に立ちました。
古い引き込みの同軸を抜いて、アンテナからの同軸を差し込んでおきます。
屋根裏に2分配器がありましたが、どうやら端子は1箇所しかない様子。
単独配線なのでブースター無しで収まりそうです。
点検口の近くでジョイントしました。
将来ブースターが必要になった際は、ここに増幅部を付ければOKです。
TVKはB判定でかろうじて映っていましたが、受信レベルは30dBμ以下なのでブロックノイズがでるかもしれません。
受信不調がおきた際はブースターが必要になりますが、その旨ご説明して完了です。
ご依頼有り難うございました。