きつねゆりセカンドハウス

きつねゆりは「グロリオサ」の和名です。
あの方の復帰を願いながら、
ぶつぶつつぶやいています(o'.'o)

国王は食べすぎ

2018-09-01 13:04:33 | ぺ・ヨンジュン


朝鮮王朝の国王は食べすぎで短命だった

朝鮮王朝時代の国王は27人いたが、平均寿命は46歳である。
人生50年の時代なのに、平均で50歳まで生きられなかった。
それは、なぜなのか。食べすぎが原因ではないだろうか。

毒味用の女官は3人

朝鮮王朝時代の国王は、1日に5回も食事をした。
その食事はスラサンと呼ばれたが、
当日の一番最初の初スラサン(初朝飯)では、主にお粥を食べた。
そして、午前10時頃に朝スラサン、
午後に昼スラサン、夕方5時頃に夕スラサンを豪華に取った。
さらに、最後に夜食を食べて1日をしめくくった。
どう考えても食べすぎである。歴代の国王には口内炎が多かったというが、
運動不足なのに食べすぎだったから、それも仕方がない。


なお、最も重点が置かれた食事は朝スラサンと夕スラサンである。
国王が食事をする時には3人の毒味用の女官がついて、
出された料理がチェックされた。
それでは、どんなものがいつも出されていたのか。

スプーンと箸は銀のもの

スラサンの基本は御飯、湯、汁のある煮物、鍋物、
沈菜(キムチの原型の漬物)と12種類のおかずで構成された。
御飯は白飯と赤飯の二つ、ワカメスープとコムタン(牛肉スープ)も出て、
どちらか好きなほうを食べられるようになっていた。

12種類のおかずも豪華版だ。
肉や魚の焼き物、チヂミ、肉類の蒸し物、熟菜(野菜類を茹でて作るナムル)、
生菜(野菜類を生のままで作るナムル)、煮込み、漬物、
魚介類の塩辛、干し魚、海苔、刺し身、半熟卵などだ。

食器は季節によって異なった。寒い季節には銀食器を使い、
暑い季節には磁器食器を使った。
けれど、スプーンと箸はいつも銀のものだった。
銀は毒に接すると変色するため、
事前に毒の有無をチェックできる効果があったからだ。


宮廷料理・・・食べて見たいものである。
毒味係が3人もいたのね・・・
我が家は、毒味係・・・いや味見係がいるだけ。
この味見係が一番美味しいものを食べていると言える・・・
美味しくて太る一方だ・・・えへへ

もちろんこの味見係はわ・た・し・・・・・
料理を作る人の特権ともいえる・・・・

・・・でも、短命になりたくないからほどほどにしよう(笑)