韓国ドラマで水道水を飲む場面がまったくない理由とは？
よく見ていればわかります。
韓国ドラマでは、水道水を飲むシーンがありません。
たいてい、登場人物はミネラルウォーターを飲んでいます。
韓国の水道事情はどうなっているのでしょうか。
水道管の老朽化
韓国の人たちは、水道水に対して不信感を持っているようです。
実際、水道水を飲用として利用している人は
１％以下と極めて低いのです。
逆に、水道水をまったく口に含んだことがない人は、
なんと２０％にのぼるという統計もあります。
実は韓国ではかつて、水道管が老朽化しているのにもかかわらず放置され、
感染症などを引き起こしたことがあります。
これは深刻な社会問題になりました。
この状況に危機感をつのらせた政府は、巨額の予算をつぎこんで、
全国の水道管の改善に取り組みました。
たしかに、成果がありました。
今では水道水を平気で飲む人も見かけます。
しかし、多くの人々は昔のイメージが抜けないのです。
それほど、水道管の老朽化の影響は大きかったといえるでしょう。
その結果、多くの人は、いまだに水道水を飲むことを敬遠しています。
専用の給水タンク
韓国の一般家庭では、
日本のようにコンビニでミネラルウォーターを買う場合があります。
しかし、５～１０リットルほどの大きなボトルに入っている
ミネラルウォーターを業者から買い、
専用の給水タンクに差し込んで利用している家庭が多いのです。
もう１つ、ヤクス（薬水）と呼ばれる湧き水を利用している家庭があります。
ソウル近郊の山に行けば、だいたい入口付近に湧き出し口が用意されていて、
そこからいくらでもヤクスをもらうことができます。
ヤクスは健康に良いと思われていて、韓国人に大人気です。
登山に来る人の中には、大きなボトルをいくつも持ち込み、
そこに湧き水を入れて車に積んで帰る人もいます。
自宅近くに湧き水のある家庭は、ヤクスを汲むためだけに山に入ることもあります。
こういう事情があるので、韓国人からするとドラマで俳優さんが水道水を飲むのは、
ちょっと考えられないのでしょう。
私は、韓国は硬水なので水道水は飲まないと思ってました。
こんな事情があったんですね。
テーブルの上にお水が必ず置かれていて・・・
お水を飲むシーンって多いですね。
ドラマの中に、どうしてそのシーンが必要なのか・・・
と思う事もあります。
日本のドラでは、家に帰ってまず水を飲むというシーンはないですね。
私はお水はあまり飲まないですね・・・
無糖のコーヒーだったり、炭酸水だったり・・・
お茶だったりと・・・・
一番飲むのはビールかな（笑）
今年の夏は、水代わりにノンアルコールビールを飲むことが多かったです。