きつねゆりセカンドハウス

きつねゆりは「グロリオサ」の和名です。
あの方の復帰を願いながら、
ぶつぶつつぶやいています(o'.'o)

夏越の祓

2019-06-24 13:24:03 | ぺ・ヨンジュン



「なまはげ」で有名な真山神社にお参りをしました。
ちょうど「夏越(なごし)の祓」の時期で、
「茅の輪くぐり」(ちのわくぐり)で厄落とし、
しっかりお祈りしました。

おみくじを引いたら、「大吉」いいことあるかな?



夏越の祓(なごしのはらえ)

旧暦の6月末に行われる「夏越の祓」は、
半年分のケガレを落とす行事で、この後の半年の健康と厄除けを祈願します。
由来は神話の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の
禊祓(みそぎはらひ)にまで遡るそうですが、
新暦に移った現在でも、6月30日ごろ日本各地の神社で行なわれている
伝統行事です。

■「夏越の祓」と「年越の祓」
半年に一度の厄落としである6月の「夏越の祓」。
さらに半年後の12月末には、同様に厄除けをする「年越の祓」があります。
この二つは対になる行事で、心身を清めてお盆や新しい年を迎えるためのもの。
大晦日の年越し行事のような派手さはありませんが、
「夏越の祓」も大切な節目の行事とされています。

厄落としの方法として「茅の輪くぐり」が行われます。
茅の輪とは、チガヤという草で編んだ輪のことです。
神社の境内に作られた大きな茅の輪の中を「水無月の夏越の祓する人は、
千歳(ちとせ)の命延(の)ぶというなり」と唱えながら
8の字を書くように3度くぐり抜けます。
茅の輪をくぐることで、病気や災いを免れることができるとされています。

「茅の輪くぐり」については日本神話に基づいているといわれています。
昔、ある兄弟のところに、一人の旅人が現れて一夜の宿を乞いました。
裕福な兄は旅人を冷たく断り、貧しいながらも
弟の蘇民将来(そみんしょうらい)は温かく旅人をもてなしました。
数年後、旅人が恩返しにと再び蘇民を訪れますが、
実はこの旅人はスサノオノミコトで、
その教えに従って茅の輪を腰に付けたところ、
疫病から逃れられ、子々孫々まで繁栄したということです。

この故事に基づき、家の玄関に「蘇民将来札」という札を貼り、
厄除けにするという風習も残っています。