韓国ビール市場「カステラ戦争」勃発
9年間、大きな変動がなかったビール市場の支配権が変わる兆しだ。
2位の企業の新製品が相当の人気を得たためだ。
日本製品不買運動もビール市場の支配権を揺るがしている。
OBビールのカス(CASS)は2011年以降、
これまで四半期売上基準の1位の座を一度も逃したことのない
不動の1位ブランドだ。韓国農水産食品流通公社によると、
4~6月期の売上高(3311億7200万ウォン)基準で
カス・フレッシュ、カス・ライトのビール市場シェアは41.2%を占めた。
カスの地位は未だ強固だが、OBビールの立場では安心できる状況ではない。
この統計は飲食店の売上高を除くコンビニ・デパート・
ディスカウントストア・スーパーマーケット・食料品店の販売量を集計した数値だ。
集計・発表しない飲食店の販売量は平均的にビール販売量全体の
60%前後を占めている。最近遊興・外食店で「テスラ」
という用語が流行し、競争ビール製品の販売量が急騰している。
テスラとは焼酎(チャミスル)をビール(テラ、TERRA)に
混ぜて飲むいわゆる「ソポク〔焼酎+ビールの爆弾酒(ビールのグラスに
ショットグラスに入れた他の種類の酒を入れたもの)」だ。
ハイト眞露(ジンロ)が3月21日に発売した新製品テラは
8月27日現在、2億204万本が売れた。
毎秒14.6本の計算だ。メリーズ綜合金融証券が先月16日、
ソウルの主要地域〔江南(カンナム)、汝矣島(ヨイド)、
弘大(ホンデ)〕レストランの酒類シェアを調査した結果、
テラのビール市場シェア(61%)がカス(39%)を抜いたことが分かった。
急速に販売量が増えるテラの攻勢に追われる立場のカスも対抗し、
追撃ブロックに乗り出した。最近のビール市場動向について
酒類業界が「カステラ戦争」と呼ぶ背景だ。
OBビールの対応は出荷価格の変動だ。OBビールは
「10月21日からカスの全製品出荷価格を
平均4.7%下げる」と発表した。
OBビールが出荷価格を調整したのは今年だけですでに4回目だ。
外食店で最も多く売れる瓶ビール(500ミリリットル)基準で、
1147ウォン(約105円)で販売していたカスの出荷価格を、
4月4日に1203.22ウォン(約110円)に引き上げた。
7月から再び元の価格(1147ウォン)に下げ、
9月1日(1203.22ウォン)に再び上げた価格を
今回また下げる(1147ウォン)のだ。
これは国内のビール業界の特性を考慮すると異例のことだ。
昨年まででも酒類製造会社が酒類出庫価格を変更したい場合は
IRSの許可を受けていた。この制度は今年申告制に変わったが
政府の顔色を伺う規制産業の特性上、酒類メーカーが価格を
頻繁に変えるのは容易ではない。
酒類業界はOBビールの頻繁な出庫価格変動を「テラ牽制政策」と
解釈する背景だ。
OBビールは「急変する市場状況に対応するための努力であるだけで、
特別な背景はない」とし「原価上昇の要因を考慮して価格を引き上げたが、
ビール税制変更(従量税)を考慮し、再度価格を下げた」と主張する。
酒類業界の関係者は「通常マーケティング費用100億ウォンを投入して
はじめてビール市場のシェア1%を高めることができるというのが
酒類業界の定説」とし「しかし、今年テラの登場と日本製品の
不買運動が異例的に業界の勢力図を大きく揺るがしている」と説明した。
韓国に行って、よく飲むのはカス(CASS)ビールだった。
ちょっと薄くて炭酸が薄いなって思ってました。
コンビニで日本のビールを見つけて・・・
韓国でもスーパードライをのんでた・・・
台湾のコンビニにも、日本のボールは売っていて・・・
もちろんスーパードライを飲みましたよ。
台湾のビールも薄い感じです・・・・
そういえば、ヨンジュンも若いとき、
カス(CASS)ビールのCMしてましたね。
裸足の青春の頃だったかな・・・・
ワイルドで、かっこよかったです