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チャニャンチッ
ミシュラン3年連続掲載の海鮮カルグクス有名店
「チャニャンチッ」は2017年の「ミシュランガイド・ソウル」
創刊時から3年連続で掲載されたカルグクス(手打ち麺)の名店です。
メニューは潔く、カルグクスと2種類のマンドゥのみですが、
仁寺洞(インサドン)近くの注目エリア・益善洞(イクソンドン)の路地裏で
日々行列を作っています。カルグクスの味を支えるのは、
貝のうまみが溶け出したスープとそこに泳ぐもちもちの麺、
毎朝仕込むコッチョリ(浅漬けキムチ)の3つ。一切妥協をしない仕事が、
長い間、現地韓国人を魅了しています。店に入ってすぐの空間は
おひとり様用のテーブルで、店の左と奥の空間は2名以上で利用可能。
コッチョリは毎日11時頃にできるので、食べたい方は11時以降の来店がおすすめです。
お店の特徴
隠れた主役のキムチにも一家言あり
1965年に創業した「チャニャンチッ」。当時はカルグクス(手打ち麺)の
みで今の人気を得ました。看板のカルグクスにこだわりがあるのはもちろんですが、
常にテーブルにセッティングされているコッチョリ(浅漬けキムチ)と
シンキムチ(酸味のあるキムチ)、2種類のキムチにもポリシーがあります。
まずコッチョリは、その日に仕込んだものを提供すること。
3日間寝かせたヤンニョムで和えた塩漬け白菜は、
新鮮な香味野菜の香りと、シャキシャキとした食感が楽しめます。
また、このコッチョリを数日熟成させたものをシンキムチと呼び、
ほのかな酸味が後を引くのが特徴です。
そのまま食べても、カルグクスと食べても美味。
自慢のキムチをぜひ食べ比べてみてください。
人気のメニュー
海鮮カルグクス(へムルカルグクス) 6,500ウォン
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ベースは、煮干しや昆布、長ネギ、大根でとったダシ。そこにアサリ、ムール貝、
ミドドッ(シロボヤ)で、奥深いうまみを加えています。
麺の生地は、店主が長年培った勘でその日によって水の量を加減し、
寝かせる時間も季節に応じて調節しています。麺の表面がツルっとしての
どごし良好。しっかりと弾力もあります。
現地韓国人のように、卓上にある、粉唐辛子や青陽唐辛子(チョンヤンコチュ)
などで作った自家製調味料をスープに溶かす食べ方もおすすめですが、
かなり辛いので、少しずつ混ぜながらお試しください。
ミシュランのお店でも、お値段は庶民的ですね。
食べに行ってみたいです・・・・
キムチも美味しそう・・・・