
“逆輸入アイドル”NiziU生みの親 J.Y.Parkは「規格外な才覚」の持ち主
BTS、BLACKPINKなど世界的に韓流の快進撃が止まらない。
一昔前は日流が韓国を席巻していたが、この10年間でその様相は逆転し、
今や、日本のエンタメは大きく後れを取っている。
BTSの快進撃は、徴兵制度の入隊期限を延ばす法改正にも発展。
国をも動かすほどの影響力を保持した大人気アイドルグループへと成長した。
そして今回、韓国人プロデューサーが日本人アイドルをプロデュースする
“逆輸入版アイドル”NiziUの正式デビューが
12月2日になると決定した。
9人からなるグループで全員が日本人。
日本だけではなく、韓国、世界での活動を視野に入れているというが、
果たして可能なのか。
秋元康氏がインドネシア、タイなどアジア各所で
AKB48の関連グループをデビューさせたが、
コロナ禍の影響もあり一時ほどの盛り上がりにはかける。
さて、NiziUの成功の鍵を握るのが、
プロデューサーであるJ.Y.Parkことパク・ジニョン氏
(48=以下JY)だ。
1997年に設立された韓国の大手芸能事務所
JYPエンターテインメントの創設者だ。
「JY自身ももともとは韓国では絶大な人気を誇った歌手でした。
プロデューサーとして活動をはじめたのは90年代。
99年に初めてプロデュースした5人組の男性アイドルグループ
『god』は瞬く間に大人気アイドルに成長しました。
在米経験のあるJYは米国のエンタメに精通しており、
何度か米国人のプロデュースも手がけています。
また、アイドルのプロデュース力にもたけています。
特に女性グループのプロデュースを得意とし、
初めて携わった『Wonder Girls』は
可愛さを前面に押し出しつつも、思わず、口ずさんでしまう
独特のメロディーが大衆に受け入れられました。
『Tell Me』が大ヒットし、
それが今、日本でも大人気のTWICEに受け継がれ、
今回のNiziU誕生に至ったのです」(韓国芸能事務所関係者)

メディア戦略もうまい。
「NiziUもそうでしたが、オーディションからデビューするまでの
経緯をドキュメント番組として視聴者に提供するのが彼のやり方。
悪戦苦闘しながら、必死にデビューするまでの軌跡を
視聴者に提供することにより、アイドルのキャラクターが伝わり、
視聴者も感情移入しやすくなる。視聴者を取り込みながら、
デビューまでの道をつくるので、ファンを獲得しやすいのです」
(韓国芸能事務所関係者)
秋元康氏と比較されることが多いが、JYは裏方仕事に徹することなく、
今も自ら表舞台に立ちパフォーマンスをする。
従来のプロデューサー像を変えたと言っていいだろう。
JYの快進撃はどこまで続くか。
NiziUの、オーディションからデビューするまでのドキュメント、
真剣にみてましたよ。
もちろん、そのときから応援していると言えますね。
JYPssiがプロデュースしたNiziUが
今日のミージュックステーションに出演です。
明るく元気なダンスと歌が楽しみですね。