ろくびー

山中清隆 作品日記
Kiyotaka Yamanaka

モロッコ・シャウエンの憧れの山

2009-01-09 21:36:49 | 透明水彩画モロッコ
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「ティスカー山と教会」透明水彩画 30号F 2007年作
モロッコ・シャウエン

私にとってのシャウエンの魅力は、町の可愛らしさと迫力ある山の景色です。
山は毎日眺めていて飽きませんし、表情も変わるしいいものです。

シャウエンの丘で絵を描いていると地元の人によく声を掛けられます。
「いつまでシャウエンに居てるんだ?山に登らないか?上にはサルもいるし面白いぞ!3日かけたら山を越えて海まで行けるぞ!ガイドしてやるよ!」
たいがいこんな内容なんですが、肝心のガイド料金の話になると 「気持ちだけでいいよ」 とか 「おまえは友達だから要らないよ」 とかで、曖昧な怪しい返事ばかりだったので相手にはしませんでした。

が、本当は登りたいんです。

登りたい気持ちは日々募るばかりですが、一人で登るのはさすがに危険なので、山好きのタフそうな旅行者と出会えたら、誘って一緒に登ろうと決めていました。

が、出会えませ~ん。 

もうかれこれ45日は待ちました。

だめかも~

と、その時偶然日本人青年と遭遇!彼はなかなかマッチョでスポーツもやってそうです。貴重な獲物だけに話は慎重に気付かれないように進めなければなりません!

「あっ この町いいとこだよ~♪」
「すっ 少なくとも3日ぐらいは滞在しないともったいないよ!」
「おっ 何かスポーツとかして足丈夫そうだね~ スニーカーとか持ってる?」

「で、いつまでシャウエンに居てるんだ?山に登らないか?上にはサルもいるし面白いらしいぞ!3日かけたら山を越えて海まで行けるらしいぞ!ガイドは出来ないけど・・・・」

「いっちょ行っとく? とくとく?」


見事に・・・・・・成功いたしました。



早速明日朝出発で~す♪  チョコ買っとこーと。


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