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「日本丸とクアンタム」 透明水彩画 長崎 A3(420×297) 2016年作 個人蔵
今年の春の長崎の絵で、
左の帆船が日本丸、右の大きな客船がクアンタムです。
クアンタムは長崎港に入港する客船の中でも最大級だそうで、
全長348m、重さ167,800トン、旅客4,180人、船員1,500人のビックサイズ。
海に浮かぶちょっとした街のようでした。
これだけ窓の数が多い船と真っ暗な夜の海でばったり出会ったりすると、
さぞかし明るくきれいでしょうね~。
今年の夏のことですが、北海道へスケッチ旅行に行くのに
新潟~小樽間をフェリーで移動しました。
夜に船内放送があって
「まもなく下りのフェリーとすれ違います。とてもきれいですので、
皆様外に出て是非見てやってください。」ということでした。
ほんとかな~と思いながらも外に出てみると
海は真っ暗で夏風の押しが強く
波しぶきの音と何となく上下している運ばれている感がとても気持ちいいです。
遠くに目をやると一つのあたたかい明かりが見え
やがて明かりの数が横に増え
みるみる近づいて
たくさんのドラマが海に鮮やかに映るとびっきりのショータイムがさっと通りすぎ
また真っ暗な闇の中に消えて見えなくなりました。
あっという間でしたが本当にきれいでした。
(船内放送に感謝!)
クアンタムとすれ違ったら
やっぱり
いつまでも消えないのかな・・・・
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