つうこのなにげない日々

札幌のおいしいもの、あちこちお出かけ、映画、音楽の感想、ボランティア、その他日記風なんでもあり・・・

木もれ陽の街で  諸田玲子著

2008-05-05 23:58:09 | 読書感想
昭和26年 荻窪に住む公子の物語
主人公の恋愛、父母の恋愛、友人の駆け落ち等が
書かれている

女学校時代の恩師の家で売れない画家に会う
モデルになってほしいと言われるが断る

その画家の展覧会に行ったり、病気のとき看病したりして
どんどん惹かれていく

自堕落な生活をしている画家を恋人として、家族に
紹介できないでいるうちに

親友に画家を奪われてしまう

公子は臆病だったのか、家族や、周りのものを棄てられなかったのか

親友はお見合いで結婚が決まっていたのに
公子が画家の事を好きなのを知っていて
結婚式の3日前に画家と駆け落ちした

公子があまり怒っていないのが不思議