つうこのなにげない日々

札幌のおいしいもの、あちこちお出かけ、映画、音楽の感想、ボランティア、その他日記風なんでもあり・・・

蒼い記憶  高橋克彦著

2010-03-31 23:39:00 | 読書感想
短篇集です
夏の記憶にはじまって、蒼い記憶まで12編です

夏の記憶は夏祭りにお手伝いさんと行く主人公が
(このお手伝いさんは交通事故にあって死んでいる)
好きだったこのお手伝いさんが事故に見せかけて
殺されたのを付き止める

幽かな記憶  祖母に育てられた主人公が
母親は蒸発したと聞かされている
事実は父親に殴られて殺され、井戸に投げ込まれたのだ
死んだ母親は幽霊になって、子供を乳母車に乗せて
祖母の家まで送り届ける

記憶の窓
主人公と美奈子と言う不思議な力を持った
助成の入れ替わりの話です

読んでいて怖くなるお話ばかりで
夜は怖くて読めない

現実にありそうで、ありえないお話しばかりで
おもしろかったです