つうこのなにげない日々

札幌のおいしいもの、あちこちお出かけ、映画、音楽の感想、ボランティア、その他日記風なんでもあり・・・

永遠の出口  森絵都著

2010-05-13 23:49:26 | 読書感想
主人公、紀子の小学校時代から大人になるまでの
お話しです

小学三年のとき、クラス一モテる好恵という女の子がいた
小学校の頃は何故、好恵がモテるのか分からなかったが
この歳になるとわかる・・・

中学生になった紀子は好きな男子の自転車の(それも盗んだもの)
後ろに乗り、先輩の下宿に入り浸る
いわゆる不良少女になる
万引きしてつかまり、親に泣かれるがやめられない

中学二年の時の家族旅行は
それは姉が、浮気がバレて冷え切っている両親の
中を回復させる為に計画した旅

高校に入って紀子がしたことはアルバイト
レストランのウエートレスのアルバイトを始める
海老グラタンと、海老ドリアの見分けがつかなくて
ミスを繰り返す

チームワーク良くやっていた、アルバイトも店長が
アルバイトの中から2名が社員に採用されると
店の雰囲気が変わって、結局辞めてしまう

恋をして高校時代が終わり
美大を受けて、落ちて浪人する事になる

念願のデザイナーになり、考える事は
生きれば生きるだけ人は図太くも
なっていくのだろうという事・・・