☆2月11日(火)
今日は京都造形芸術大学の入学説明会。 高校生になった気分で入学説明会に参加してきました。 予想どおり17,18歳の女性や30~60歳前後の主婦、60~70歳くらいの退職された男性など幅広い年代の方が説明会に参加されていました。
スクーリングといって学校で先生から実技を教わる教科と家で自分で勉強する教科の2種類があって学校には年に16回くらい通う程度で、他は家でテキストに沿って自分で勉強します。 入学金が5万円程度、授業料は年間で30~40万円程度です。 私の場合、大学卒ですので一般教養はすでに身についているとの判断で2年次からスタートします。
1時間程度の先生の講義で、この先生に教わりたいという気持ちになりました。 その後で幅広い年代の通信教育学部の4年生(80歳の老人の男性や60~70歳くらいの退職した男性、20歳代くらいの若い女性や30歳~60歳くらいの主婦など)が200号の大きなカンバスに卒業作品を描かれている教室を拝見し、皆さんが素晴らしい力作を描かれているのを見て、私の心にも洋画を勉強したいという強い興味と挑戦心がわいてきました。 行く前よりもさらにモチベーションが高くなって家路につきました。 クラスは家族のような年齢構成(祖父、祖母、父、母、息子や娘のような関係)で雰囲気も良く是非、入学したい気分になりました。
下の絵は画家、坂本繁二郎の月光(ほのかな月光の下で厩から馬が外を見ている情景)で先生が気に入っている絵のひとつだそうです。 私が今まで描いた馬の絵は、まだまだ高校生の絵。 これからは、この絵のように、もう少し芸術的なものになっていくのでしょう。 北斎の絵、神奈川沖浪裏の巨大な波と富士山の逆遠近法という構図や富士山をひと際引き立たせる豪快な波の動と富士山の静の対比が西洋の画家から絶賛されたことなどを話していただきました。 大事なことは”心を描く”ことだそうで、デッサンや配色、絵を描く技術は、そのための基礎であって最後は自分の創造力と学んだ技術や知識を最大限活用して200号の卒業作品を完成することだそうです。