Lie To Me S3 #10

「理想の夫」

少年ノアが母リリーの恋人ジョージのバッグの中を漁っていると大量の現金が
入っている。それをリリーに見せると彼女も言葉を失う。

カルの自宅。エミリーがドレスアップして父に見せる。実はシカゴにいるカル
の元妻、つまりエミリーの母は弁護士をしておりその資金集めのパーティーに
出席するのである。

リリーがノアを連れてカルのオフィスにやって来る。官僚相手のロビイストで
あるリリーの恋人ジョージが大金を所持していてさらに暗号の書かれた手帳を
持っていたので彼の調査を依頼しに来たのだ。


ジョージを張り込むカル。ジョージが公園のベンチに腰を下ろすと隣にスーツ
の中年男性も座ってくる。そして何やら現金らしき封筒をジョージのバッグに
そっと入れる。そして二人は言葉も交わさずにお互い反対方向に歩き出す。
カルは男の方に歩み寄り、用意していたケチャップがたっぷりのホットドッグ
をスーツに業とらしく塗りたくる。当然その男は怒るがカルがクリーニング代
を払うと言うと名刺を差し出す。それで相手が離婚弁護士のドブソンとわかる。

カルの元にポーラという女性がやって来る。そこへリリーも呼んで対面させる。
カルによるとポーラはジョージの前妻で半年しか結婚していなかった。そして
リリーはその離婚待ちらしい。だがポーラによるとジョージは工具を持つ請負
業者で子供にも全く興味がなかったらしい。ノアを可愛がる今の彼とは正反対
である。


カルはその後ジョージの所有する倉庫に行ってノアに会う。彼はジョージの引き
出しを漁って見知らぬ女性の写真を見つけてそれをカルに渡す。（また漁ったの
かよ！）

その女性イングリッドを呼んで話を聞く。彼女もジョージの元妻で結婚期間は
やはり半年ポッキリだった。彼女の前にも結婚していたらしく、彼女は５番目
の妻であった。


助手のサラが手帳の文字が速記であるのを知り解読する。それには歴代の妻
たち（！）の別れた夫（警察署長やら判事やら）の名前と金額が記されていた
のだった。

カルはジョージに現金を渡した男ドブソンに会う。妻と離婚協議中だと言って
仕事を依頼する。

ジリアンはカルと離婚協議中の妻に扮しているとジョージが業とらしく近づい
てくる。食事を共にすると彼は自分も離婚しようとしていると語る。その模様
は隠しカメラでカルのオフィスでライブ中継している。

カルは倉庫でジョージに会う。彼はジリアンと結婚するとぬかす。そして離婚
費用は折半してもらうと言う。そこへワロウスキー刑事が入って来る。

オフィスで聴取するとやたら怯えるジョージ。そこにドブソンがやって来る。
だが手帳の内容の事実を二人に伝えるとバツが悪そうに引き上げる。

その夜、カルの自宅にワロウスキー刑事がやって来る。彼女のよると判事が
起訴するかどうかわからないらしい。この詐欺行為に署長や判事も関わって
いるからのようである。そして彼女のケータイが鳴る。ジョージの倉庫が火事
になり、死体が上がったらしい。

現場に急行する二人。事故として処理される可能性が高いようである。未亡人
となった三人に話を聞く。ポーラとイングリッドはジョージを恨んでおらず
ドブソンが仕組んだ詐欺だと言う。しかしリリーは息子が巻き込まれたので
許せないと語る。改めてリリーに話を聞くと、ジョージが首を絞めてきたので
逃げただけで殺害は否定する。そこへ空港でドブソンの車が見つかったと連絡
が入る。

早速空港へ急行するカルとワロウスキー刑事。だがそこで見たのはドブソンの
コートを着たジョージが新しい女を連れていた。早速連行する。（何人とっかえ
ひっかえしてるねん！）

聴取するジョージ。最早弁解の余地も無い。そして騙された三人の元妻が「彼が
犯人だ！」と証言する。

エイリアンやプレデターよりも怖い女性三人に責め立てられる詐欺野郎。

カルの自宅にはエミリーがシカゴから帰ってくる。気にしていた父をよそに、
また少し成長したようである。

今回は三人の妻たちが（！）仁王立ちでジョージを責めるシーンが圧巻でした。
もう怖過ぎです。男性のみなさん、女性を裏切ると怖いですよ。

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では、また